例えば何かがあって
意識さえ無い病人になって
あなたの口づけでも目覚めないなら
お願いよ。
その腕で終わらせて
そらさずに最後の顔
焼き付けて
見開いた目を
優しく伏せて。

そして灰になったこの体を
両手で抱きしめて
風に乗せて
海へと返して下さい

いつか誰かまた求めるはず。
愛されるはず。
そうなったら幸せでいて。
だけど、私の誕生日だけは
独り、あの丘で泣いて。
裸のまま泳いだ海。
私を想って。









傘持ってねーよ
ビニール傘やだ