フリーアドレスの大きな意味 | 海老根智仁オフィシャルブログ「エビブロ。」Powered by Ameba

フリーアドレスの大きな意味

新オフィスのフリーアドレスは、自分の座った場所にあるデスクトップPCと固定電話にログインするだけで、自分の環境に入ることができるので、どの席に座っても自分のデータを使ってすぐに仕事がスタートできる。(外出先ではipadを使用)

近年、フリーアドレスの目的は、主にコスト削減の観点から注目を集めていたが、今では「コミュニケーションの活性化」や「仕事に応じたコラボレーション」「セキュリティ対策」などに関心を持つ企業が多い。

1つ目は、職位や部署を超えて自然発生する「社内コミュニケーションの活性化」。社長や役員との距離も極めて近く、日々隣りに座る人が違うので、他部署との交流が自然と生まれ、雑談や情報共有などから新たな知識やアイデアが生み出される。

2つ目は、業務に関係する人で席を選ぶ「仕事に応じたコラボレーション」。その日の仕事に必要な人と自由自在にグループを組み、目的にあった席を選ぶことができるため、知的生産性向上の有効な手段だよね。

3つ目の「セキュリティ対策」も効果絶大だ。ノートパソコンや携帯電話を各人に支給するよりも、紛失・盗難といった事故リスクを回避できるし、個人情報や機密データのセキュリティ対策としても効果的。社内資料も効率よく管理できる。

また、フリーアドレスオフィスでは、毎日、席を替わるのが原則であるため、帰宅時や外出時にデスクの上に書類を放置しておくわけにはいかない。つまり、業務外の時間はいつもデスクの上にモノがないという状態になり、「書類は少なく」といった意識もが芽生え、ペーパレス化にもつながる。

あとは、毎日、席を替えられることによる「リフレッシュ効果」もあるだろうね。
絶えず執務する環境が変わるわけだから、無意識のうちに新鮮な気分で仕事ができるのでは?根詰めてゴリゴリ仕事する場合でも、集中できる自分だけの空間を確保することができるかも(笑)