再構築を選ばない、と決めた直後は、
強さよりも静けさが先に来ることが多い。

何かを勝ち取った感覚でも、
解放された高揚感でもない。
ただ、これ以上考え続けなくていい、
という安堵に近いものです。




それまで費やしていたエネルギーは、
相手の気持ちを読むこと、
関係の可能性を測ること、
自分の言動を調整することに使われていました。




それを手放すと、
まず訪れるのは空白です。

でもその空白は、
喪失ではなく余白です。
自分の感覚が戻ってくるための場所。




再構築をしないと決めることで、
相手の人生と自分の人生が、
はっきり分かれます。
それは冷酷さではなく、
境界が正しく引き直されただけのこと。





相手がどう感じるか、
後悔するか、変わるか。
そうしたことは、
もう自分の管理下にはありません。

その代わり、
自分がどう生きるかだけが、
現実的な問題として残ります。




再構築を選ばない選択は、
関係を終わらせる決断ではなく、
自分の時間を、
もう一度自分に返す決断なのだと思います。



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