妻たちの投稿を読んでいると、
自分とは思考の前提がかなり違うと感じることがあります。



私は、毒親のもとで育った影響もあって、
結婚したいという気持ちを強く持ったことがありませんでした。
一人でいることが不憫だとか、
誰かがそばにいてくれないと困る、
そういう感覚がもともと薄いのだと思います。





それは単に、
そういう状態を経験したことがないからかもしれません。
けれど、その分はっきり分かることもあります。




もし、夫という存在が、
自分の中で一度「完全に心を離れた相手」になってしまったとしたら、
再構築という言葉が、
どれほど現実から遠いものになるかということです。





再構築というのは、
関係の修復ではなく、実質的には再恋愛です。
もう一度、相手を異性として見られるのか。
もう一度、心が自然に動く可能性があるのか。





つまりそれは、
「夫が、いまの自分に恋をする可能性はあるのか」
という問いでもあります。


 
その問いに、
現実的な手応えがある人は、どれくらいいるのでしょうか。
   





過去の関係を守りたい気持ちや、
壊したくない生活があることは理解できます。
けれど、心が離れた事実そのものを見ないまま、
再構築という言葉に希望を託すのは、
かなり強い幻想を含んでいるように思います。




冷たい考え方に見えるかもしれません。
ただ、私にはそれが、
現実を直視した結果の思考に近いように感じられるのです。






※ 記事の内容や表現は筆者のオリジナルです。

引用・転載・リブログなどの無断利用はご遠慮ください。