不安があるとき、人は「確認」をしたくなる。
言葉で、行動で、愛情を確かめようとする。








でも、確認し合う関係は、
どこかでいつも『欠けている』前提で動いている。
「本当はもう自分は選ばれていないのではないか」
そんな思いを埋めるために、何度も確かめる。









一方で、信じ合う関係は、
確認が少ない。
それは、相手を盲目的に信じるということではなく、
「相手を信じると決めた自分」を信じているから。










確認し合う関係は、
相手をコントロールしようとするエネルギーで成り立つ。
信じ合う関係は、
自分の中にある安心感で成り立つ。








どちらが正しいという話ではない。
ただ、前者は『今』を支え、
後者は『未来』を支える。




 





愛情を試し続けるよりも、
もう試さなくていい関係を育てる方が、
ずっと難しくて、ずっと静かで、
そして、強い。








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