夫から見える風景を、見誤っている妻は多い。
信じたいストーリーと、「こうあるべき」という幻想のほうを
現実より強く信じてしまうのです。
二度目の不倫で家を出て、
女性と同棲を始めた夫の話がありました。
妻は「相手の女性に洗脳されている」と語っていましたが、
本当のところ、人は『外圧だけ』では動きません。
どんなに誘惑されても、圧をかけられても、
夫自身が『そこにいたい』と望まなければ、
家庭を出るという行動には至らない。
その現実を、妻たちは直視できないのです。
「彼は本当は戻りたいはず」
「悪いのはあの女」
そう信じることで、
自分の人生の物語を保とうとする。
けれど現実には、
夫は『奪われた』のではなく、『自ら出ていった』。
それを認めることが、妻にとって最も痛い。
だから「洗脳」という言葉は、
彼を失った現実をやわらげるための
最後の防波堤でもあるのです。
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