不倫が発覚したあと、多くの妻はこう願います。
「反省してくれたなら、もう一度やり直せるかもしれない」
「家族を大事にしてくれるなら、信じたい」
けれど、その期待は、たいてい同じ地点で止まってしまう。
なぜなら、妻が見ている『反省』の基準が
「自分(妻)を悲しませないため」だからです。実際には、それでは弱い。
人は『誰かのため』だけでは変われないのです。
なぜなら、その動機は相手の期待を守ることに向いていて、『自分の在り方を変えること』には届かないから。
だから夫は、「妻を悲しませたくない」と言いながら、
心の奥では『バレないようにしよう』という方向へ修正してしまう。
外側の秩序を守ろうとするだけで、
内側の誠実さは取り戻されない。
本当の変化が起きるのは、
夫が「もう自分を裏切りたくない」と思えたとき。
妻を傷つけたことよりも、
自分で自分に嘘をついて生きてきたことに耐えられなくなったときです。
そこまでたどり着くには時間がかかる。
けれど、この地点に立てた人だけが、
はじめて「誠実でありたい」という内側の軸を持つようになる。
妻が見誤るのは、
『止める理由』が自分のためか、妻のためか。
その違いに気づけないから。
そしてその盲点こそが、
再構築を何度も繰り返す夫婦を生んでしまうのでしょう。
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