妻が深く傷ついていることを知りながら、
それでも不倫関係を続ける夫たちがいます。
彼らの多くは、悪気があるわけではありません。
むしろ「誰も傷つけたくない」と思っている。
けれど、その『思いやり』こそが矛盾を生み出しているのです。
家庭では良き夫・父でありたい。
同時に、外の誰かに本音や弱さを見せられる時間も手放せない。
どちらも「自分の一部」だから、切り離せない。
だからこそ、どちらかを選ぶことが『裏切り』のように感じられてしまう。
本当は、どちらも守ろうとしている。
けれど、結果的にはどちらも失っていく。
そういう形でしか生きられなくなっているのかもしれません。
妻がそれを「裏切り」と見る一方で、
夫にとっては『破壊ではなく延命』なのです。
彼らは壊したいのではなく、
崩壊を先送りにしているだけ。
やめられないのではなく、
どう終わらせたらいいか、誰にも教わったことがない。それが、続けたい夫たちの本当の姿なのかもしれません。
※ 記事の内容や表現は筆者のオリジナルです。
引用・転載・リブログなどの無断利用はご遠慮ください。
