夫婦関係を見ていると、明らかに夫の方が有利な立場にあり、もともと妻への愛情が薄いのではないかと思えるケースがあります。
そのうえで夫が不倫に走ったとすれば、それはやはり愛の希薄さが根底にあった結果でしょう。
それなのに「不倫をしたから制裁をする」という選択をとると、どうなるでしょうか。
気持ちをぶつけたい、怒りを形にしたいという衝動は自然ですが、その行為は往々にして夫との距離をますます遠ざけることにつながってしまいます。
制裁は「罰」であって「修復」ではありません。
本来の目的が関係を立て直すことにあるのなら、その手段としては矛盾を抱えています。
不倫が起きた背景にすでに愛の希薄さがあったのなら、攻撃的な対応は残された可能性まで閉ざしてしまう危険があるのです。
不倫という事実だけを起点に動いてしまうと、「された・する」の応酬に終始してしまいます。
けれど本当に直視すべきは、もともとの愛情の深さや夫婦の距離感。
そこに目を向けずに制裁だけを選んでしまえば、未来はますます狭まってしまうのではないでしょうか。
離婚したい場合は好きにされたらいいと思いますが。
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