再会してからの私たちは、頻繁に会うわけではありません。
振り返れば、年に数回か、多くてもそれくらい。
LINEのやり取りも途切れることがあるほどです。
それでも、関係は不思議なほど途切れませんでした。
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◆ 距離を大切にする彼
彼は普段から「できないことはできない」とはっきり言う人です。
だからもし続けるつもりがなければ、最初の再会で線を引いたはず。
曖昧なまま残しておくような人ではないのです。
その彼が、ゆるやかでも関わりを切らなかった。
それは「まだ続けたい」という彼自身の選択だったのだと思います。
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◆ 推さず、引かず
私もまた、彼に対して推しも引きもしませんでした。
「こうしてほしい」と迫ることもなく、
「もうやめよう」と突き放すこともなく。
私にとって幸せなのは、
彼の自然な姿をそのまま受け止められること。
私の気持ちが自由であるのと同じように、
彼も自由でいてほしいと願ってきました。
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◆ 続いている理由
きっとそれは、恋愛の形に無理やりはめ込もうとしなかったから。
「付き合う」とか「結婚する」とか、そういう枠に縛らずに、
ただその時の彼と私が正直であることを大切にしてきたから。
結果として、関係は細くても切れなかった。
途切れる理由がなかったのです。
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まとめるなら――
私たちは「距離があるから続かなかった」のではなく、
「距離があるからこそ続いてきた」のかもしれません。
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