◆ 法律と気持ちのギャップ
不倫が発覚したとき、「妻」という立場は法律的には守られています。
けれども気持ちの上では、その瞬間にもう終わっていることが多いのです。
夫が「妻が大切だから不倫をやめたい」と思っているわけではありません。
そもそも同じ気持ちの地平に立っていないことに、多くの妻は気づきません。
◆ 離婚が「失敗」ではない
「対応を間違えたから離婚になったのでは？」と振り返る妻もいます。
しかし実際には、どう対応したとしても関係の基盤はすでに崩れている。
むしろ離婚に至るのは自然な安定点なのです。
◆ 複雑な現実
それでも実際には離婚せず続く夫婦も少なくありません。
理由は経済、社会的立場、子どものこと──複雑な事情が絡むからです。
けれども、これは「再構築」という幻想とは別の話。
そこを見誤ると、苦しみが長引いてしまうのだと思います。
※ 記事の内容や表現は筆者のオリジナルです。
引用・転載・リブログなどの無断利用はご遠慮ください。