◆ 混同されやすい二つの関係
夫婦(男女)の関係と、親子の関係。
この二つは本来まったく別のものです。
しかし、不倫の場面ではしばしば混ざり合ってしまいます。
◆ 妻の「正義」がすり替わるとき
「不倫を続けるなら子どもに会わせない」
この言葉は一見「子どもを守るため」に聞こえます。
けれど実際には、夫への制裁を子どもに担わせている状態です。
◆ 子どもの視点から見れば
子どもにとって大切なのは「父と母がどういう関係であれ、自分は愛されている」という安心感。
親の争いに巻き込まれることが、最も深い傷を残します。
◆ まとめ
夫婦関係の問題を、子どもに背負わせてはいけない。
「不倫を続ける夫」と向き合うことと、「子どもと父の関係を守ること」は、別の次元の課題です。
そこを切り分けて考えられるかどうかが、妻に問われているのです。
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