不倫や夫婦の問題を語るときによく出てくる言葉。
「夫婦のことは夫婦にしかわからない」──。
一見すると奥深い真実のように響きます。
でも、私はそうは思いません。
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◆ 本当に「わからない」のか
確かに細かい事情はそれぞれ違います。
けれど多くの場合、離婚するかしないか、再構築を選ぶかどうかの理由はシンプルです。
• 経済の問題
• 子どもの存在
• 世間体
• 孤独への不安
大体はこの組み合わせで説明できます。
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◆ 隠す文化の言い換え
「夫婦にしかわからない」という言葉は、
本当は「よそには出したくない」「外に見せたくない」を言い換えているだけ。
家の恥を外に出さない、建前を守る──そんな文化の中で生まれた表現です。
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◆ まとめ
夫婦にしかわからないのではなく、
外に出したくないから隠しているだけ。
そうやって隠す文化が続く限り、同じ苦しみは何度も繰り返されるのだと思います。
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