不倫された妻が離婚を迷うとき、よく聞く言葉があります。
「子どものために我慢している」──。
確かに、子どもの生活や教育を考えて親が踏みとどまる気持ちは理解できます。
けれど、この言葉がいつも本心とは限りません。
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◆ 本気で子どものためと思っている場合
• 離婚後の生活が子どもにどんな影響を与えるかを冷静に考えている
• 子どもに安心を与える環境を優先している
• 自分の感情よりも子どもの心を第一にしている
この場合、「子どものため」という言葉には確かな重みがあります。
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◆ 建前としての「子どものため」
一方で、実際には 「自分が離婚に踏み切れない理由」を子どもに置き換えている場合も少なくありません。
• 「自分が一人になるのが怖い」
• 「経済的に不安だから」
• 「夫をまだ手放せない」
そうした思いを直接は認められず、「子どものため」と言い換えてしまうのです。
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◆ 子どもが本当に求めているもの
子どもにとって大切なのは、親が世話をすることだけではありません。
• 安心できる空気
• 尊重されていると感じられること
• 親が無理をしていない姿
そうしたものが欠けていれば、いくら「子どものため」と言っても、実際には子どもは安心できないのです。
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◆ まとめ
「子どものため」という言葉は、本心で使うときもあれば、建前として自分を納得させるために使うときもある。
大切なのは、その言葉が実際に子どもの心に寄り添っているかどうか。
建前の「子どものため」では、結局誰も救われないのだと思います。
