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スリランカのモットネ アンギラサ上人

出逢いは、岩手県釜石市の仙寿院での炊き出しでありました。

同じ苦しみを味わったスリランカ
だからこそ、日本の苦しみを敏感に感じたのでしょう。


"TSUNAMI"
このキーワードが必然的に、流れるようにスリランカへの支援へと・・・


2009年、私は北インド最貧困ビハール州のある村での学校建設の支援に携わっておりました。
実は、その発端者であるA氏が日本からインドへと拠点を移してから、突然連絡が取れなくなってしまったのです。
その時、日本で32万、インドで26万の支援金が集まり、設計図も現地で依頼済みでありました。


2010年、A氏からの連絡を待ち続けていた最中、インドMantralayamで洪水被害に遭った学校へと、その集めた支援金の一部を持って、まだ道が繋がっていない中、友人と二人で向かいました。


2011年、東日本大震災襲来
このお金を東北の為に使おうかと悩み苦しみました。
しかし、子供達の教育支援として使いたい。というその思いがあり、使わずに手元に置いておいたのです。


その年4月、アンギラサ氏に出逢ったのです。


アンギラサ氏はスリランカのこども達の教育支援をしており、毎月1000ルピー(約800円)を100名以上のこども達に渡しているのです。
それ以外にも貧困に苦しむ人々に金銭援助を施しているのです。そんな上人の見返りを得ない仏の様な心持ちに魅了され、独断で、私達が集めてきた全資金を託すことにしたのです。


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その後も微弱ながら、地道に募金活動をしてきました。
アンギラサ氏に会った時の支援金は、

¥394049

この資金により、4名の奨学生を選び、長期に渡り、教育支援していくこととなりました。


同じカイロプラクターである茨城のナカノカイロプラクティックオフィス
毎月のミーティングを重ね、共に語り合ってきた友人のともちゃんと、ともこさん。
その他沢山の協力者の皆様方。


この7年間の出来事は、どう説明していいか分からないほどの沢山の出来事がありました。
簡単に決める事も出来ず、放棄することも出来ず、
マザーテレサのこの言葉を思い出しながら、
持ち続けていたこのお金の重みを常に感じておりました。




人は不合理、非理論、利己的です。
気にすることなく人を愛しなさい。
あなたが善を行うと利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく善を行いなさい。
目的を達しようとする時、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなくやりとげなさい。
善い行いをしてもおそらく次の日には忘れ去られるでしょう。
気にすることなくし続けなさい。
あなたの正直さと誠実さとがあなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で誠実であり続けなさい。
あなたの作り上げたものが壊されるでしょう。
気にすることなく作り続けなさい。
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
蹴り落とされるかもしれません。
それでも気にすることなく最良のものを与え続けなさい。





この場を借りてご報告させて頂き、そして関わってきた皆様方に深く感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。