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先週、座間の麦っ子畑保育園で行われた、京都大学原子炉実験所助教小出先生の講演会。

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詫びの言葉から入ったこの演説に皆が静まりかえりました。


『原発に関わった人間のひとりとして、皆さんに多大なご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちで一杯です。申し訳ございませんでした。』

『どうにかして原発を止めたいと40年以上、私は自分にできることをやってきましたが、とうとう福島第一原発が大変な事故を起こしてしまいました。私は今、自分の力のなさを痛いほど感じています。なにより未来を生きるあなたたちに、原子力の研究者として心から謝りたいと思います。』




誰のせいでもないこの原発事故。



世間は国や東京電力を責めたて、誰かのせいにしたい!そうやるせない気持ちでいる中、原発に40年以上反対し、阻止しようとしてきたこのお方が私たちに誤っている。。。



間違いなく何かが違っている。



謝らなくてはならないのは、その原発に反対してこなかった全日本国民の大人達なのではないか?
全てを人任せにして好き放題やらせ、分からない事だと決めつけ、知識を得ることもせず、ここまできた結果なのではないでしょうか?

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子供に視点を置き、小学生から読めるわかりやすい本
海老名カイロプラクティックセンターに置いてあります。




自分で考える事を大事にしようという強い祈りが込められた今回の講演。


正しい知識をしっかりと学び身につけて、自分で考え、自分で選び、行動する。そしてわたしたちの犯した責任をこの汚染された土地で生きていかなくてはならない子供たちにしっかりと誰もが説明できるよう、生きていく業を教えていかなくてはならない、そういう立場にいるということ。


今回の講演では、原発の話はもちろん、私達が生きていくうえで最も大事なことを教えで頂きました。

本当にありがとうございました。