H23年3月11日、地震発生直後、私は石巻に住んでいる友人くみの顔が咄嗟にでてきた
3月11日が誕生日の友人と遅めのランチを取っている最中の出来事でした
メールで、『地震、大丈夫?』
『大丈夫!車の中に避難している。家の中ぐちゃぐちゃ!道路がボコボコ! まだ揺れてる。怖い・・・。』
その数分後、携帯での連絡は全くつかなくなってしまいました
何が起こっているのか分からなかった でも、ただならぬ状況は理解していた
信号機が壊れている
そして、家に帰りテレビをつけた
その瞬間の映像を忘れることは出来ない
漁港から2,300mしか離れていない友人宅
涙が止まらなかった・・・。
地震発生後約2週間、くみの友人がくみの生存情報を確認し、私は彼女へコンタクトを取り、そして、
生きていることを知りました
二度目の涙が溢れ出た
やっと電話が通じ、話す事が出来た
『ガソリンが買えるようになったら、すぐに物資を持っていく!』
『私は大丈夫だから、もっとひどい所へ行ってあげて』
その言葉を信じ、私は半年も彼女のいる石巻に足を踏み入れることはなかった
今回、やっと彼女のもとを訪れることができた
三度目の涙・・・。
これから仮設住宅に移り住むくみに物資を渡しました

旦那さんの実家に避難していた彼女は普通の生活をしていた
しかし、津波発生後の3日間車の中で生活していた話を聞くと、当時の辛い状況が伺えた
『地震発生後、海から大量のカラスが飛んできて、海から、ゴーッッ!!っという音が聞こえた
車を走らせ、大型スーパーの上にある駐車場に逃げた。皆が同じところに避難しようと渋滞してたけど、下に下がってくる車はいないだろう思い、逆走して中に入った。
車の中は家族5人と犬一匹。エンジンをかけず寒さに耐え忍び、そこで3日間過ごした。
ラッキーな事に、そこは1階がショッピングセンターであったため、スーパーの人がそこの食料と飲み物を提供してくれた
マクドナルドのチーズやハムやパンを300人位の人で少しづつ分けて食べた
流れ着いたペットボトルには重油が付き、普通だったら臭くて飲めないけども、我慢して飲んだ
我先に!という人は一人もいなく、皆で協力し合っていた』

ただならぬ状況は犬のティブ君も理解していたらしく、じっと車の中でおとなしくしていたそう
今でも携帯で地震警報の音が鳴ると、怖がるそうです
車のガラスについている結露を舐め、喉の渇きを潤していました

石巻市日和が丘です
何もなかったかのように平和な景色がつづきますが・・・。
↓

ここの丘から見た津波発生後の景色はこちらです
さぞ、怖かったでしょうね
丘の目の前まで火は迫っていました
3月11日が誕生日の友人と遅めのランチを取っている最中の出来事でした
メールで、『地震、大丈夫?』
『大丈夫!車の中に避難している。家の中ぐちゃぐちゃ!道路がボコボコ! まだ揺れてる。怖い・・・。』
その数分後、携帯での連絡は全くつかなくなってしまいました
何が起こっているのか分からなかった でも、ただならぬ状況は理解していた
信号機が壊れている
そして、家に帰りテレビをつけた
その瞬間の映像を忘れることは出来ない
漁港から2,300mしか離れていない友人宅
涙が止まらなかった・・・。
地震発生後約2週間、くみの友人がくみの生存情報を確認し、私は彼女へコンタクトを取り、そして、
生きていることを知りました
二度目の涙が溢れ出た
やっと電話が通じ、話す事が出来た
『ガソリンが買えるようになったら、すぐに物資を持っていく!』
『私は大丈夫だから、もっとひどい所へ行ってあげて』
その言葉を信じ、私は半年も彼女のいる石巻に足を踏み入れることはなかった
今回、やっと彼女のもとを訪れることができた
三度目の涙・・・。

これから仮設住宅に移り住むくみに物資を渡しました


旦那さんの実家に避難していた彼女は普通の生活をしていた
しかし、津波発生後の3日間車の中で生活していた話を聞くと、当時の辛い状況が伺えた
『地震発生後、海から大量のカラスが飛んできて、海から、ゴーッッ!!っという音が聞こえた
車を走らせ、大型スーパーの上にある駐車場に逃げた。皆が同じところに避難しようと渋滞してたけど、下に下がってくる車はいないだろう思い、逆走して中に入った。
車の中は家族5人と犬一匹。エンジンをかけず寒さに耐え忍び、そこで3日間過ごした。
ラッキーな事に、そこは1階がショッピングセンターであったため、スーパーの人がそこの食料と飲み物を提供してくれた
マクドナルドのチーズやハムやパンを300人位の人で少しづつ分けて食べた
流れ着いたペットボトルには重油が付き、普通だったら臭くて飲めないけども、我慢して飲んだ
我先に!という人は一人もいなく、皆で協力し合っていた』

ただならぬ状況は犬のティブ君も理解していたらしく、じっと車の中でおとなしくしていたそう

今でも携帯で地震警報の音が鳴ると、怖がるそうです
車のガラスについている結露を舐め、喉の渇きを潤していました

石巻市日和が丘です
何もなかったかのように平和な景色がつづきますが・・・。
↓

ここの丘から見た津波発生後の景色はこちらです
さぞ、怖かったでしょうね
丘の目の前まで火は迫っていました