家屋廃材を『復活の薪』に!!
岩手県大槌町吉里吉里の被災者がついに立ち上がりました
倒壊した家屋の廃材から薪をつくり、『復活の薪』として全国に売り出しを始めました
瓦礫の町から『復興』を自らの手で成し遂げようとしています
1袋(10Kg)500円
現在、インターネットを通じて、全国、海外から注文が入っているそうです
頑張れ東北! 負けるな岩手!
記事はこちら(岩手日報より)
↓
大槌町吉里吉里地区の被災者たちは東日本大震災によって倒壊した地元の家屋の廃材からまきを作り、「復活の薪(まき)」として全国に売り出す。収益は現金か地域通貨で還元。被災者の働く場を確保し、生活再建につなげる試みだ。将来的には法人化と間伐材販売を目指す夢のプロジェクト。がれきの広がる町から資源と住民の活気を掘り起こし、復興ののろしを上げる。
津波で倒壊した家屋のがれきが広がる同町吉里吉里地区で19日、被災住民と災害ボランティアがまき作りに励んだ。材料は約10人の住民たち自ら拾い集めた家屋の廃材。金具などを外し、チェーンソーなどで切断して完成したまきは「復活の薪」とラベルを貼った米袋に詰めた。
1袋(10キロ)500円。販売はこれからだが、インターネットなどを通じて既にうわさが広がり、全国や海外から100万円分近い注文が入っている。
同地区には県南広域振興局遠野農林センターの深沢光林務課長やNPO団体がまきボイラーの入浴施設を設置し、震災後の早い時期から家屋廃材を燃料に活用した。ボランティアの「全国に売ったらどうか」という提案に賛同の声が集まり、「復活の薪プロジェクト」が始まった。
建材として住家を支えたスギやアカマツは乾燥が進み、一時的に海水をかぶっても中までは浸透しない。くぎや金具を外せば、良質のまきとして利用できる。
収益は地元で使える地域通貨「吉里吉里イエン」や現金で参加者に配布し、自立への一助としてもらう。
廃材集めのリーダー役を担う芳賀藤一さん(64)は「自らの仕事と役割が見つかって避難所に活気がよみがえった。まきをたくさん販売し、全国に吉里吉里のパワーを届ける」と意気込む。
住民たちは15日、活動の主体として任意団体「吉里吉里国」を設立。将来的には法人化も視野に入れ、廃材がなくなった後は手つかずの人工林を間伐し、まき販売を続ける。
事務局長の芳賀正彦さん(63)は「一過性ではなく雇用の場としてきちんと形を整え、森林再生にもつなげていきたい」と夢を広げる。
まきの購入方法は口座振り込みを考えており、ふくしま薪ネットのホームページ http://homepage2.nifty.com/masatoshi/f_makinet/ に近日中に掲載する。
【写真=倒壊した家屋の木材から「復活の薪」を作る住民とボランティア。廃材を資源としてよみがえらせ、全国に向けて販売する=19日、大槌町吉里吉里】

岩手県大槌町吉里吉里の被災者がついに立ち上がりました
倒壊した家屋の廃材から薪をつくり、『復活の薪』として全国に売り出しを始めました
瓦礫の町から『復興』を自らの手で成し遂げようとしています
1袋(10Kg)500円

現在、インターネットを通じて、全国、海外から注文が入っているそうです
頑張れ東北! 負けるな岩手!
記事はこちら(岩手日報より)
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大槌町吉里吉里地区の被災者たちは東日本大震災によって倒壊した地元の家屋の廃材からまきを作り、「復活の薪(まき)」として全国に売り出す。収益は現金か地域通貨で還元。被災者の働く場を確保し、生活再建につなげる試みだ。将来的には法人化と間伐材販売を目指す夢のプロジェクト。がれきの広がる町から資源と住民の活気を掘り起こし、復興ののろしを上げる。
津波で倒壊した家屋のがれきが広がる同町吉里吉里地区で19日、被災住民と災害ボランティアがまき作りに励んだ。材料は約10人の住民たち自ら拾い集めた家屋の廃材。金具などを外し、チェーンソーなどで切断して完成したまきは「復活の薪」とラベルを貼った米袋に詰めた。
1袋(10キロ)500円。販売はこれからだが、インターネットなどを通じて既にうわさが広がり、全国や海外から100万円分近い注文が入っている。
同地区には県南広域振興局遠野農林センターの深沢光林務課長やNPO団体がまきボイラーの入浴施設を設置し、震災後の早い時期から家屋廃材を燃料に活用した。ボランティアの「全国に売ったらどうか」という提案に賛同の声が集まり、「復活の薪プロジェクト」が始まった。
建材として住家を支えたスギやアカマツは乾燥が進み、一時的に海水をかぶっても中までは浸透しない。くぎや金具を外せば、良質のまきとして利用できる。
収益は地元で使える地域通貨「吉里吉里イエン」や現金で参加者に配布し、自立への一助としてもらう。
廃材集めのリーダー役を担う芳賀藤一さん(64)は「自らの仕事と役割が見つかって避難所に活気がよみがえった。まきをたくさん販売し、全国に吉里吉里のパワーを届ける」と意気込む。
住民たちは15日、活動の主体として任意団体「吉里吉里国」を設立。将来的には法人化も視野に入れ、廃材がなくなった後は手つかずの人工林を間伐し、まき販売を続ける。
事務局長の芳賀正彦さん(63)は「一過性ではなく雇用の場としてきちんと形を整え、森林再生にもつなげていきたい」と夢を広げる。
まきの購入方法は口座振り込みを考えており、ふくしま薪ネットのホームページ http://homepage2.nifty.com/masatoshi/f_makinet/ に近日中に掲載する。
【写真=倒壊した家屋の木材から「復活の薪」を作る住民とボランティア。廃材を資源としてよみがえらせ、全国に向けて販売する=19日、大槌町吉里吉里】
