ボランティアの心得

・・・たるものが出来上がっています
ボランティアにマニュアルなんていりません!!

・・・こんな事を書いたらまた反感をかうのでしょが、必要だと思っている人はマニュアル通りにしか動いたことがない人、もしくはマニュアルがないと何も出来ない人
山ほど!やること果てしなくあります!!
あまりにもボランティアに対しての質問が多いので私の分かる範囲でお答えします

● 全ては己の責任 ボランティア登録しようがしまいが、関係なく働けます
釜石で登録したら当然働くのは釜石、大槌登録したら働くのは大槌 登録しなければどこでへでも行けます
何をしたら分からない人はボランティア登録をし、そこの指揮官の下で働く事を勧めします
なるべく自分のスキルを生かし行動
経験者しかダメ!というのは嘘です 初心者大歓迎!

自分を探しに来る人お断り→関係ありません!
自分を探しに来る人だって瓦礫撤去くらい出来るはずです 上手く使い分ければいいだけです


● 求めるのではなく、与えること
とにかく彼らは何も持っていません 全てを失っています
無理に同情しようとしなくてもいいです 何故なら同じ境遇にいない私たちには理解できないことだからです とにかく無償の愛、求められなくてもひたすら与え続けること もちろん限度はありますがしつこくするのではなく、気にかけてあげること
東北の人は謙虚すぎます 逆に与えられてしまうこともあるでしょうが、素直に受け取ってあげることも人と人とを繋げますので 断ることも控えめに

● “頑張れ!”は禁止
そんなことありません!! 
頑張れって素敵な言葉! 色んな垂幕ほら、“頑張れ!”って書いてありますよ!
言葉選び難しいって? 言葉なんか入りません 選ぼうとするからおかしくなるんです
どんな素敵な言葉頭で考えたって、その人の目や態度はごまかせません お互い動物ですから^^

● 個人情報を聞き出そうとする人がいるのでこういったボランティアに注意!!
いったい、行政はこんなポスターを作って、ここにそんだけのお金と時間をかけるのなら・・・。
と思いましたが、行政もMAXで頑張っているので何もいいません 正直お疲れ様です!

個人情報って一体なんなんでしょう? 私は疑問だらけです
石巻の友人を見つけ出せたのも、状況提供してくれた方が携帯番号をネット上でオープンにしていてくれたからこそ、連絡を取ることができたのです
名前も住所も分からずに支援など出来ませんし、信頼関係も築けません 何もかも失った彼らから何を取るっていうのでしょう? 今、避難所では決まり事が多すぎてむやみに近づけない雰囲気が出来つつあります

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

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こういった話を聞いてあげるだけのボランティアもあります
 、
始め、自分の中では何も聞いてはいけないってそう決め込んでいました 特にご家族や知人の事を伺うのはタブーだとそう思い込んでいました しかしそれは自分が勝手にそう答えを出していただけでした

確かに何も聞いて欲しくない人も沢山いますが、逆に話を聞いてもらいたい人も沢山いるのです

メンバーのみきちゃんは人の話を引き出すのが天才的でした!
私とは全く逆の接し方でしたが、ご家族5人を亡くし、消防団長という任務から離れられずご遺体を探せずにいた煙山団長
彼が笑ったのは震災後初めてだと同僚が呟やいていました

この時気づきました

支援にマニュアルなんかいらない 何百通りの支援の仕方があるんだと
だから、心配しないでください
出来ることをやっていって下さい

誰かに文句を言われたらこう言ってください

そんな争っている時間などないと

時間がないんです

今すぐの支援が必要なんだと