前日のTsukikoyaメンバーからの情報によると田の浜では200人以上の避難者が物資の取り合いをし、そのうちの一人は今の現状を泣きながら訴えたかけてきたとのこと
聞いた以上放っておけはしません まず田の浜の消防団や近隣のお寺のご住職に話を伺い、今の状況を
聞き出しました
“毎日、物資の配給は来ているので問題ないですよ”

個人宅避難者にも5,6人に聞き込み調査をしましたが、
“今は大丈夫です ほら!今日なんかきんぴらごぼうまで貰っちゃいましたよ ありがとう”

ん?
話が違う。。。
山田町公民館では物資の仕分けをきちんとされていて、どこに何を持っていくのかちゃんとプラカードまで立てられていました
$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ
公民館の中の様子です
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被災地ではホントに一日で話が大きく変わります
後でTsuikoyaメンバーと被災者と話をした場所、物資をトラックから出した場所の確認をしましたが、ほぼ一致しました
不思議でしょうがこれが不思議ではないのです 

被災地ではデマや噂話が絶えません きっとそれも不安からくるものなのでしょうねしょぼん


もしかしたら来月にはもう物資は来ないかもしれない!

来月にはもう物資は届かないらしいよ?

来月には物資はもう来ない

物資はもう来ない



この様に負の連鎖反応が実際起こっており、色んな所で悪い噂を耳にします しかし、それは情報の発信と受信が弱いお年よりが密集した地域だからなのです 
もともといた地域のリーダー的な存在がいなくなっているため、地域のネットワークが崩れ、小さいことでも喧嘩をするようになったり、または逆に我慢し続けてストレスを溜めこみパニック症候群になったりしています
 
東北人の気質なんだと思いますが、人への気遣い、アクションをなかなか起こさなく消極的 
避難所があればそこで情報収集はできるのでしょうが、田の浜は避難所がないためにとても情報網は薄いのです。
リサーチする人が必要なのでしょうが、被災した彼らに出来るわけがありません
支援に行った私たちが随時新鮮なうちに情報を流す事! 絶対そこで止めてはいけません!
やはり一番鮮度が高いのはTwitterでしょうね!!
最も正確な情報を発信できる場所を教えてあげることが一番大事です 今回私たちが思ったことは
情報は県よりも市、市よりも公民館 公民館よりも消防団! 地域を毎日ぐるぐる回っている消防団の方々の情報が一番確かだと思いました
 


余談ですが、田の浜でリサーチしていたときに尋ねた瑞然寺のご住職は私の父と40年位前に一緒に過酷な修行を共にした同志だとのこと 驚きましたが、この出会いは偶然なんかではないのです きっと必然的に会うようになっていたのでしょうね(^∇^)