きのうの晩ごはん
食費を減らす!うっちーの節約ごはん


トルコライス、大根サラダ、みそ汁。


全部で520円。


以前、ケンミンショーで観た「トルコライス」。


長崎だったか、南の方の喫茶店の定番メニューだそうで、


ピラフにカレーととんかつがのっていて、ナポリタンも添えられているワンプレート。


一緒にテレビを観ていた夫が


「おおっ、なんて、うまそうなんだっっ」と、ものすごく反応していた。


そうだった。


夫はこのテの お子様がよろこびそうなメニューを こよなく愛する男だったっけ。


そんなわけで、トルコライスを晩ごはんに出すと


「おお!いったい、どれから食べたらいいんだろう!」。


想像以上のリアクションに、思わず笑ってしまった。


普通、家庭でこれを作ろうと思うと、


とんかつを造るために衣をつけるとか、カレーをイチから作るとか、いろいろ手間がかかって、


とってもメンドウだけれど、


これは、


カレーは、先週作って少し残ったものを解凍したものだし、


とんかつは、まとめ買いをした時に、衣をつけて冷凍しておいたものなので、


当日は、それほど手間をかけることなく、出来る。


ちょっとの手間で、旦那さまの胃袋をわしづかみに出来たら、こんないいことはない。


     チューリップ紫


電車に乗っていたら、隣に座っていた20代と思われる女子二人の会話が聞こえてきた。


「ブーツも欲しいし、セーターも欲しいけど、節約しなくちゃ…。」


「どんな目的で、節約するの?」


「お給料が下がったから、いざという時のために、貯金しなくちゃ。


それにとりたい資格もあるし…。」


私が20代の頃は、節約するなんていう発想は、これっぽっちもなかった。


バブルだったし、実家に住んで働いていたし。


でも、今や、こんな時代を生きていくには


節約は「当たり前のこと」なのだ。


生活が苦しいから節約するのではなく、よりよい暮らしをするために、節約する。


ムダを省いて、なりたい自分になるために、節約する。


頭ではわかっていたつもりでも、


心のどこかで、「貧乏な自分」というヒガミ根性が見え隠れしていた。


でも、ちがうんだね。


もっと まっすぐに、胸を張って、明るい未来を描きながら、


節約をする。


攻める、節約。