50代の私、

私が体調悪いというと、


母は大体


「お年頃やから」


と言う。

更年期症状のことを言いたいのだろう。



昔から母は

自身の更年期の到来を恐れ、


「更年期の時は優しくしてや」


としつこく言ってた。

自分の姉が症状が重かったので

自分もそうなると信じてしまってたのかな。



本当に更年期でしんどい人には

申し訳ないんだけど、


あまりにも恐れすぎたり

心配しすぎたりすることで

余計重くなるということはないのだろうか?


更年期関係なく、

しんどい時はしんどいし、

しんどい時は助けてもらいたい。



少し前に母に

「しんどい」とか「眠い」とか

言ったことを


「お年頃やから、気をつけんと。」


と何度も言われるのがなんか嫌。


「お父さんも聞いとけって言ってたから

 聞くけど、大丈夫なん?」


とか言われると、

セクハラめいた嫌悪感ある。


体調不良の原因は色々あるだろうし、

年頃だからといって

全ての不調の原因が年のせいとは限らない。



家族にもしんどい時はしんどいと言うし、

家事ができない時は何もしない。


更年期なんだから優しくしてなんて乱暴すぎる。


多少頭が痛くても、

寝不足の娘のためには動いたり、

仕事で疲れてても

夫は肩こりの妻の肩を揉むとか

足が痛い母のために

息子は重いものを運ぶとか、


家族でちょっとずつ

助け合うことができてると思う。


助けてもらうことが増えてしまうかもしれないけど、


そんなことは

怪我したり

病気したら

誰だって当てはまること。


寝不足が続いたり

慣れないことで疲れたり

何かあって心が傷ついたりしても

不調は起こる。



母は

私の夫にまで


更年期になる年頃だから

優しくしてやって、


と言ってた。

重さも人それぞれだし、

私の不調よりも

仕事が立て込んだ夫の方がもっと

助けが必要な時があるかもしれん。


「しんどいから早く寝る」

「夕飯作れない」

「明日出かけられない」

「買い物してきて」


などなど、

必要なヘルプをちゃんと言語化して

伝えるのはどうだろう?


できない時はできないと言って貰えば

次の手を考える。


ちょっと味気なさすぎて変かな?



私はきっと

決めつけて言われることが

嫌いなんだろうな。


眠くて疲れてるのはきっとあれのせいだ、

と決めつけて勝手な想像をされるのが。



自分も

人に対して

やってしまってるかもしれないけど。


気をつけたいと思う。


長くなってごめん。