結構前のなんだけど、

黒木華と杉野遥亮が主演のドラマ。


なんかこのドラマ好きで、何度も見てる。


そのセリフの中に


「誘った勇気までが私のもので、

返信の有無まで知らんがな。」


というのがある。


姉ちゃんは

デートに誘った相手から返信がないのに

傷ついてる様子はなく、

それを不思議に思った弟が聞いたのだ。





よく言われる課題の分離?


私は今「もしアドラーが上司だったら」という本を聴いてるんだけど、


自分がしたことについて


誰かに評価してほしいとか

感謝してほしい、


と思うことは


相手に服従してるのと同じなんだって。


誰かに評価されて初めて、

自分のしたことの意義が生まれると考えているから。


相手がどう反応するかに関係なく、

自分は自分の行動を決めればいい。

相手の反応は、自分には決められない。


「返信の有無まで知らんがな。」

そういう話。


そう言われてみると、

日常には自然と期待しちゃってることが多すぎる。


誰かのお皿を片付けてあげたら

(もう、あげるって言い方してる時点でアレだけどね)


「ありがとう」と言ってほしいと期待している。

お礼言われないと不満を感じてしまう。

親だったら余計に「言うべきでしょ!」ていう感情も湧いてくる。


これはなかなかに厄介だ。

理屈はわかっても、

お礼がないことになかなか平気ではいられない。


でも、できることから考えを変えていけば、上手になれるし、

それによって楽になっていけると思う。

服従から解放されて、楽になるだろうな。




デートに誘って無視されても、

自分が悪いわけじゃない。


相手の反応に期待しないことが上手になると、

自分も誰かの期待に応えようとするしんどさから解放されるかもね。



このドラマにも

「焼き鳥屋行かない?」と誘う上司に

「今日は帰ってねます。」と返事をする部下のシーンがある。


一緒に焼き鳥屋に行くことを期待されていることはわかるけど、

それと違う結果になっても大丈夫。

その考え方が上手になっていったら、楽になれる気がする。