うちの庭には大きな物置がある。
そこにはダイニングテーブル、食器棚もすっぽり入ってしまう。
だからこそ、大きいからこそ、
「とりあえずしまっておこう」というものがどんどんどんどん増殖する。
パソコンデスクも入ってる。
家の中はどんどんシンプルになっていくんだけど、
反比例するように物置はどんどんぎゅうぎゅうに。
大きな食器棚は要らない、
小さな食器棚に買い替えた。
大きなパソコンは要らない、
ノートPCにした。
そしたら大きなパソコンデスクはいらない、
ダイニングテーブルは圧迫感があるから座卓に。
テーブルも椅子も要らなくなった。
扇風機は場所取るから要らない、
小さいサーキュレーターがいい。
そして不要なものを一時的に置かれた物置は、
もう入り口付近まで物が詰め込まれ、
奥が見えなくなってしまった。
最近見ているYoutube、
50代の捨て活、みたいなものが多い。
大きなものをバンバン捨ててる様子。
子どもたちも大きくなって、
これから生活は縮小するばっかりだし、
必要なものはそんなにない。
身の回りの必要なものだけ残して、
好きなものに囲まれて、
身軽に生きていきたい、みたいなかんじ。
もっと歳を取ったら自分の体さえ思うように動かせなくなる。
今なら体も動くし、
書類も読めるし、
誰かに頼むにしても自分で手続きができる。
必要なものは買いに行けるし、
運転して捨てにいくこともできる。
頭と体がまだ元気な今、
やるしかない、
そんな考え方に大いに納得し、
パンパンの物置を眺めています。
とりあえず粗大ゴミの日が近かったので、
絶対に要らない大きめのものを出しました。
パソコンデスク、
収納棚、
雨戸の壊れたやつ、
空っぽになった引き出し収納。
一度に全部やろうとしないで、
まずはこれだけ出した。
それだけでもちょっと気分がスッキリする。
ダイニングテーブルは息子が自分の部屋に欲しいというので譲った。
念入りに拭かないと、置いてただけなのにずいぶん汚れている。
少し物が減った物置の中を見てみると、
なんだか見たくないものが見えてきた。
何かの生物のフン。
何?ネズミ?
いやだーーー。
でもおかげで、捨てるのに拍車がかかりそうだ。
「まだ使えるしなー」なんて思って残しておいたものに、
なんかのフンがついていれば、
「もう使いたくない!!!」ってなる。
一旦フンがついたもの、
しかも古いものをまた綺麗に掃除したとして、
家の中で使いたい?
いいや、それはない。
だったらこのまま置いとく?
何のために?
いや、捨てるしかない。
捨てるのって、
一旦捨て始めると基準ができてどんどん捨てられる。
あれが要らないんだから、これも要らないって感じで。
なんかのフンのおかげでその基準も大幅に下がり、
まだ使えるけどフンがあるからいらん、
思い出の品だけどフンがついてるからいらん、
高かったけどフンがついてるからいらん、
ありがとう、何かの生物。
汚い話になって申し訳ないけど、
急に色々捨てたくなくなった、という話でした。