そんなことも知らんのか、って言われるのが嫌い。


というか、最近はこれをいう人を軽蔑する。


自分がたまたま知っていて、

相手がたまたま知らないだけのこと。

自分が知っていることは、

相手も知っていて当然、

知らない人は見下してもいいと思っている考えの浅さ。


あなたが知らなくて、私が知っていることも、たくさんあると思いますよ、と心の中に浮かぶ。


小学校や中学校で習ったことすら、

興味なければ頭に入らないし、

一旦身につけたことでも使わなければ忘れていく。



幼児の発達段階で、

自分が知っていることは他の人も知っている、

と認知する段階から、


自分は知っているけど、

見てたのは自分だけだからAちゃんはそのことを知らない、

と認知する段階へ成長するらしい。



だからこそ「そんなことも知らんのか」という人は幼稚に見えるのかもしれない。



最近読んだ(聞いた)本で「ポテサラおじさん」のことを話題にしていた。

(バイアス社会を生き延びる・中野信子)


うろ覚えだけど

子連れのお母さんがスーパーで惣菜のポテサラを買おうとしていると、

知らないおじさんが「母親なのにポテサラも作れんのか。」と行って立ち去った、

こんな感じの話。


幼稚なおじさんだ、と思う。


惣菜のポテサラを買うことにどんなメリットがあるのか、

そのお母さんはどういう事情でそれを買おうとしているのか、

それをおじさんが判定する権利があるのか、


そんなことを考えずに思ったことを口にして人を傷つける、

考えが足りなくて幼稚なおじさん。



でも、そう考えてしまう私も浅はかなのかもしれない。


そのおじさんは手作りポテサラに目がないのかも知れない、

子どもの時母親にポテサラを作ってもらえなかったことがすごく悲しかったのかもしれない、(本に書いてあった)

思ったことを口にしてしまう病気なのかもしれない、

家族がいなくて羨ましかったのかもしれない、

子どもを早く亡くしてしまったのかも知れない、

その子どもがお母さんのポテサラが大好きだったのかも知れない。



だからと言って人を傷つけるようなことを言って良いわけではないけど、

誰にでも事情があるかもしれない、と考えることは忘れないでいたい。




だから、そんなことも知らんのか、と一言で上位に立とうとする人とは仲良くできないとは思うのだけど、


上位に立ってないと不安なんだな、

自分に自信がないんだな、

もっと強くなってね、

もっと世間を知ろうね、

家族に優しくしてもらってね、


なんて、考えてみる。

嫌味ったらしい、、、ですよね。


でも自分の気持ちが少し救われるなら、

心の中でそうやって消化するのも良いよね。