私が子どもの頃、

なんだったか忘れたけど

男子に

「弁償しろ」

と詰め寄られて困ったことがある。


悪いのは私だったんだけど。


私は自分が悪いと潔く認め、

もちろん謝ったし、

300円払うことにしました。


なんで300円だったのかは覚えてないけど。

(その男子が言ったのかな)


家に帰って自分の財布を見たら

180円くらいしかなかった。

(すくなっっ)

お母さんには知られたくなかったけど

120円余りをちょうだいと言ってみた。

すごく怖かった。

絶対訳を聞かれる…


「なんで?」


やっぱり…。


訳を簡単に話した。


そしたら母は

「いいわ払わんで、そんなん。」

と軽くあしらった。


私は絶望した。

そんなぁ〜、払えば許してもらえるのに、

と思ったけど、

これ以上お願いもできず、すごすごと引き下がったのです。


次の日の学校は行きたくなかった。

そのことで頭いっぱい。

その男子の席も近くて、ずっとドキドキ。

(悪い方のドキドキ)


学校に着いたら真っ先にそのことに触れられると思ってたのに、

全然言ってこない。


その子、そのこと忘れてたみたいで、

だいぶ時間が経ってから

「あ、そういえばお金。」

と言ってきた。


やばい

と思ったけど、意外とあっさりと解決した。



私はその男子に

「持ってきてない」

って言ったら、

「まあいいわ」


…で終わった。


あーー、死ぬかと思ったー。

気が弱かったんです、私。


悪い人にカモにされるタイプかも。


あのときの

「この世の終わり感」も忘れられないし、

「まあいいわ」と言われた時の安堵感も忘れられない。


これはある種

成功体験だったんだと思う。


すっとぼけて解決することも多いんだろうな。

自分が大問題だと思ってるほど問題は大きくない時もある。


男子もダメ元で言ったんだと思う。

持ってくればラッキーだし

持って来なくてもまぁ仕方ない。

本当に持ってこられたらやばいと思ってたかもしれない。


私の苦い思い出だけど、

あれほど安堵したことはないって話でした。