『小学校と中学校の違い』
小学校の不登校には
「とにかく行こう」
「いけば大丈夫」
結構強引なやり方が正しいと思われていたようだ。
「あの子だけずるい」
という言葉も本人に伝えられることもあった。
「〇〇さん(うちの子)だけずるい、って言われると先生も辛いから、もっと頑張って。」
と。
そんなことは伝えないで欲しかったし、
もし本人が直接言われて気にしているようなら
「全く気にする必要なし!」
と言って欲しかった。
先生の中でも
不登校についてよくわかってる人もいるし、全く無知な人もいる。
力技でなんとかなると思ってる人も。
私も無知だったので先生側に加勢することもあり、子どもを傷つけたと思う。
次第に私は
小手先でなんとかなるものではない
と思うようになり
学校で先生の言うことをできなくても
「気にしなくていい」
と言えるようになった。
学校では先生がルールなので言う通りにできないと泣くしかない。
ただ、私が子どもの気持ちを代弁したり、具体的なお願いをしてるうちにだんだん理解してくれるようになった。
それはとてもラッキーだったと思う。
小学校ではそんな感じだった。
中学の対応は全然違った。
一般の子たちに求めるものは小学校と比べてレベルが上がる。
勉強も部活も役割も。
しかし
学校が辛い子たちには多くを求めない。
「学校を好きになって欲しい」
「楽な気持ちで学校にきて欲しい」
という思いが伝わってくる。
本人が頑張ろうとしてることもよく察知して
「できるよ」
と背中を押してくれたり
しばらく緊張が続いて休んでしまった時は
「ここ数日よく頑張った。ゆっくり休めばいい」
と言ってくれる。
やっとの思いで
親が学校に連れてきた子に対しては
ひと目見て
「今日はここまででいいよ。おうちでゆっくりしておいで。」
と帰らせる。
ここまで来るだけでいっぱいいっぱいだなと見抜いたのだろう。
親としてはやっとここまで連れてきたのに、と思うでしょうが、先生はもっと先を見ているのだろう。
大人の対応。
うちの子の場合、
体の成長が早く、
そのぶん心の成長も早かったように思う。
小学校の不登校にもいろんなタイプの子がいて一概には言えないと思うけど、
中学校のような“大人の対応”が合う子も結構多いのではないかな。
友達と遊んでるうちに元気になる、
嫌なことも忘れる、
けんかした子とも仲直りできる、
っていうタイプの子ももちろんいるでしょう。
でも今の時代
体も心も成長が早くなってきてることを考えると、強引なやり方で短期解決するのは難しいんじゃないかな。
子どもはそんなに単純じゃない。
初期の頃は私も思うようにならない事態にイライラして学校や先生のせいにする気持ちもあった。
だけどお話しするうちに
「私が今まで見てきたタイプと違う」
ということを言われ、先生も色々なやり方で模索してるんだと思い、「連携」という気持ちで話をさせてもらった。
もしかしたら先生は「こっちはプロなのよ」という気持ちになったかもしれないけど、バトルになることもなく笑
うまく連携できたと思う。
小学校の不登校で悩まれてる方は
中学校での対応も少し知っておくと
参考になるかもしれません。
うちは5年生の時に中学に見学に行く機会を作っていただいてとても参考になりました。
別室の様子を見せていただいたり、校長先生のお話も聞くことができてとても安心しました。
成績については期待できません。
授業に出られなければ成績がつかないので。
でも校長先生は
「中学校の勉強なんて、へ、ですよ。やる気になればいつでもできる。」
と私たち親に話されました。
別室にいたって、手の空いてる教科の先生が来てくれるから本人が望めば勉強見てもらうこともできます。
無理に短期解決しようとするとちからわざに頼ってしまいがち。
自分でも整理できない複雑な思いをゆっくり聞いて一緒に整理していくのが良かった気がします。
強引なちからわざは
子どもの心を閉ざし、
気持ちを聞くチャンスを失ってしまいかねないって思います。
長文でごめんなさい。


