『死なない母』

 

何年か前、テレビを見ていたらあるママタレントが

「『お母さんは大変なんだよ』ということをアピールするために、わざと主人や子どもがいる前で忙しくするんです。『大変、しんどいな、疲れたわ』って。」

と言っていました。

 

私は、「なるほどー」っと思ったし、自分も少し大変さをわかって欲しい部分があったので納得していた。

 

それに対してもう一人別のタレントさんが

「それはちがうと思う。お母さんは殺しても死なないって思われてないと。子どもは不安になる。」

 

そのコメントを聞いて、「ほう、、、正しいのはこっちかも知れない。」と思ったのを覚えている。

 

(いや、正しいか正しくないか、という言い方は良くなかったな。)

もとい、私がなりたいのは後者だと思った。

 

 

うちの母は、お金がないというのが好きだった。

子ども心に不安だった。

私が二人姉妹の長女なのに近所のよそのお姉ちゃんのお古しか着せてもらえなかったのは貧乏だからなんだ、塾に行かせてもらえないのも、公立しかダメなのも、貧乏だから、と思っていた。

 

でも実は違う。

 

父はいい会社で働いて割とお給料をもらっていた。

母は自分にはいい服を買っていた。

当たりもしない宝くじも買っていた。

父はオーディオやパソコンを買っていた。

 

私は

「お父さんのお給料はいくらなの?」

「私たちがもらったお年玉はどこにあるの?」

としつこく聞いたなぁ。

嫌な子、って思われてただろうな。

 

私は不安だったんだ。

 

母は頭痛持ちで、しょっちゅう「頭痛い」と横になって

眉間にしわを寄せて「静かにして」と言っていた。

 

そういうのも私の不安を強くしたんだろう。

貧乏と、体の弱い母。

その範囲でしか生活できない我が家。

将来に夢なんて持ってなかったし、

生活に潤いや豊かさを求めることも考えもしなかった。

 

私は

“殺しても死なない母”

“お金なんていくらでもある“ (どうにかなる 笑)

 

 

そうやって安心させてあげたい。

咳込んだり、疲れているように見えても

「あ、お母さんテレビ見て笑ってる、大丈夫だ。」

と思うと、ふっと気持ちが楽になるんじゃないかな?

 

うちの両親、今も強くたくましく生きています(*^▽^*)

この年になると、健康でいてくれるだけで助かります。

気前よく奢ってくれます♡

 

 

 

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキゾウ

 

明るい顔して実は大変だったんだ、って分かったらかっこいいじゃん(^^♪

大変そうにしてたのにその程度だったのか、って分かったらカッコワルいじゃん(; ・`д・´)

かっこいい人間になりたいよ~(*´艸`*)

 

キラキラキラキラゾウ