廣末 好彦
リクルート式 燃える営業マンのつくり方

先日ブログ上で宣言したこの本、やっと読破しました。


この本の特徴は、真ん中あたりまで、たとえが

「寅さん」

の話になっていること。


確かに、妹が"さくら"であることとか、

縁日で働いている・・・とかその辺の基礎知識はありますが・・・

あとは、あまり良くわからない。


まあ、そんな不思議なカンジで進んでいくわけですが


東大で心理学を学んでいた江副氏は

経営資源を「人』ととらえ、学生のときにリクルートを立ち上げ

シンプルでかつ儲かる仕組みをつくっています。


かつて、リクルート入社を希望していた事、

現在、人材ビジネス業界に身をおいている事、

身の回りにリクルート出身者の起業した企業がとんでもなく多い事

(セプテーニ、インデックス、インテリジェンス、リンクアンドモチベーションなどなど)


で、激しくこの本には衝撃を受けました。


そう、NTTドコモの「iモード」を構想した、かの有名な松永さんも

かつて「とらばーゆ」の編集長でした!


「人」を営業として戦力にするための

研修についてはかなり詳細に記されています。

それが今の営業力のリクルートをつくったのでしょう。

そもそもリクルートは、採用の段階から、起業精神あふれる人たちを採用しているため

起業する人多い。


35歳で、それ以上残るのか独立するかを選択するという風土は

以前から知っていましたが、少し前の世の中では考えられない。

それを何十年も前から続けてきたわけです。


是非、興味を持った方はご一読ください。

ベンチャーじゃない企業で働く方にとっては衝撃の一冊になると思います。