うりこ道 〜うちの家族のエピソード〜 -5ページ目

うりこ道 〜うちの家族のエピソード〜

初めての マイホーム
初めての 手術
そんな体験を記した わが家の日記


  午後13時に入った 手術室。

  手術時間は 全部で 2時間半から3時間程の予定
  手術室に入って 麻酔を掛けるのに30分
  お腹を 切って開いて閉じるまでが
  1時間から1時間半
  癒着があれば 更に時間延長
  場合によれば 輸血有り
  麻酔から 離脱するのに30分
  
  こんな感じで 説明を受けていた。


  手術中 うり坊とお姉ちゃんは
  1階にあるカフェで うどんを食べていたそうな。
  そしたら 意外に早く呼ばれたそうな


  4階の手術室の前のソファーで 待っていると
  個室に案内され まだ手術着を着たままの先生が
  茶色い袋を 持って来たそうな

  そして その袋の中から 更に透明なビニール袋に
  入った 採れたてホヤホヤの私の子宮ちゃんを
  ガシッと掴んで 取り出したそうな
  お医者様って スゴいね……

  【 子宮ちゃんのお話・画像は次のお話で】



  そして2人は 先生の説明が終わって
  病室に戻り 私の帰りを待っちょったそうな
  私が病室に帰って来たのは
  それから 30分後のことじゃった    ……と
  うり坊とお姉ちゃんから 聞きました


  私が気が付いたのは 手術室を出る前。
  「うりさ〜ん 無事 終わりましたょ〜」と言う
  誰かの問い掛けに 首をコクリとするのが
  精一杯でした
  そしてまた 暗闇の中に戻って行き
  次に気が付いたのは 自分の病室…
  これからが 私の1番嫌な時間 恐怖の時間
  憂鬱な時間 しんどい時間……
  【その理由も また別枠で】



  まだ眠ってます

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  たっくさんの管に繋がれ イライラします

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  こーゆー時 家族は いったい自分達が
  どうしたらいいのか…
  側に居た方が良いのか 
  それとも 静かに寝かせる為に
  帰った方が良いのか
  全然 わからないそうな…

  そぅ そりゃ わからんよね…

  私の場合は 静かに居てほしい…だった

  最初の手術の時は 
  母親、義父、2番目姉、うり坊の4人が
  私の手術が終わってから すぐに
  お昼どきだからと コンビニ弁当を買って来て
  個室をいいことに みんなで広げ
  なんとも言えない プラスチックを温めたような
  臭い匂いが漂ってきて………
  ボンヤリとする意識の中で 
  うわっ クサい…  ムカムカする…
  あ〜〜〜 匂いが気持ち悪い… 
  あ〜 たまらん……

  私は 朦朧とする意識の中で
  精一杯の力を振り絞って
  「ま… ま… 窓… 窓開けて〜〜〜」っと
  自分にとっては全力の か細い声で何回も叫んだ 

  だから 側には居てほしいけれど
  弁当は食べないでって 感じです


  そしてうり坊とお姉ちゃんは
  2時間程私の様子を 見とったそうな…

  そろそろ夕方になり 帰ろうかと2人が
  私に近づいて来た時に 私は一瞬で淋しさを感じ
  パチーーーッ と目が開きました。
  うり坊が 「うわー目が開いたー」 と
  ビックリしながら笑っていました。
  そして2人が 
  「子宮ちゃん おっきかったよーーー
  「いちじく見たいやったよ」っと言われ
  返事をしようと 声を出そうと思ったら
  麻酔で 口に挿管していたその影響で 
  声がかすれ 喉がイガイガし
  咳がでそうになって 全然しゃべれない…
  咳が出ると お腹がもの凄ーーーく痛いので
  う〜う〜唸って
  「また 明日来るね」の言葉に ゆっくりと
  首を縦に振るのが 精一杯でした

  私は いちじく見たいな子宮ちゃん と言う言葉が
  すんげー気になりながらも
  また 暗闇の世界へと戻って行きました
  


  
  
  
  

  

   
  

  

  扉の向こうに行くと
  まず 椅子に座らされました


  名前 生年月日の確認


  そして あの シャワーキャップのような
  モフモフの帽子を渡され 自分で被ります
  おばちゃんのようになっていようが
  可愛く被れていなかろうが
  もう…… 関係ありません
  あの シャワーキャップは
  きっと 可愛くなんて被れません



  で ようやく 本当の手術室に移動です。
  


  ほっそ〜〜〜い 緑の寝る所に
  仰向けに寝かされます。
  あれは…… ベッドとは呼べません
  寝る所には 横に手を置くスペースさえも
  ありません
  体1個 ギリギリね
  んっ  こーゆー時 デブはどうなるんだ
  こいつには S・M・Lなどの
  サイズがあったりするのかな
  な〜んて事を 考えたりみたりした


  で、タオルを全身に掛けられ〜の
  次に 術着を取って 全裸にさせられ〜の
  タオルは上に乗ってはいるけれど
  まっぱです  まっぱ
  スースーするわぁ〜


  次は 胸に 心電図のパットをペタペタペタ。
  何か分からないパットも ペタペタペタ。
  それらを付けると 無音の手術室に
  あの ピッピッピッという 医療ドラマでお馴染みの
  あの機械音が 流れ出します
  この音を聞くと… 手術感が増します
  

  そして 左手の甲に点滴用の
  針を刺します
  前もって2時間前ぐらいから
  手の甲に 麻痺させる透明のシールを
  貼られているので 痛くはないんだけど
  麻酔の先生 手こずってます
  手が冷たくなって 血管が細いねと
  先生 「手を温めますね」と言って
  両手で持って握って スリスリスリ。
  「こんなんじゃダメね」と
  手の甲を パンパンパン。
  それでも先生「ん〜ダメね」と言って
  あったかい点滴の様なものを持ってこさせ
  コロコロコロ。
  そして 再度 血管にチャレンジ。
  けれども先生
 「あ〜 やっぱ入ってない…」と言う。

  先生… もう4回は刺したよね

  すると先生 「◯◯ミリの針を持って来て〜
  と言い 通常サイズの針を諦め 小さい針に変更。
  なので先生が 
  「針が小さい分 流れる点滴の量も少ないから
     手術の様子を見ながら 
     足りない場合には 右手からも
     点滴を させてもらいますね 」って。


  次は 硬膜外麻酔。
  体ごと左向きになって
  体育座りのように 両足を抱え込み
  頭はおヘソを見るようにし 丸くなります。
  麻酔の先生が 背骨をチェックし
  背中全体をアルコール消毒して 針を刺します
  「少しピリッと来るかも〜」って先生言ったけど
  私には ウッと来た
  「次は もう少し奥に針が入るよ〜」と言って
  また ウッと来た
  「あともう1回 奥に入るよ〜」と言って
  更に ウゥッとなった
  それからテープで 固定されたと思う。
  
  
  んで 仰向けになり 右手には
  酸素を計る機械を 指に挟み
  多分 血圧を計る機械も付けられ
  手を置く専用の小さい台に 手を置かれ
  もう私は なすがままのまな板の鯉うお座
  お魚さんは みんな いつもこんな気分なんだね
         ありがとう お魚さん
  
  

  最後に 口にマスクを当てられ
  後は 暗い世界に堕ちていくだけ
  
  アレッ  なんか目がまだ… パチパチだゎ
  5年前の 子宮腺筋症核出術の時には
  もうとっくに 硬膜外麻酔の時に
  暗闇の世界に行ってたんだけど
  手術室に入って コロッとだったゎ コロッと
  ズンッていう あの下の世界から
  引っ張って連れて行かれるような感じは
  いつくるんだ
  んっ 今か  もうちょいか  そろそろか
  と思いながら いつまで待っても
  ズンッが来ないので 何となく
  看護師さん達の人数を 数えてみた 
  麻酔の先生を入れて 7人…。
  なんか多くね   と思いながら 
  私は 自ら瞼を閉じた…




  箱入り息子
  
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  箱入り娘

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  手術は 12時から14時の間で 前の人の状況次第で
  私の順番がやってきます
  手術室に行く15分前に 看護師さんが来るようで
  いつお呼びがかかるのか
  恐ろしや〜    恐ろしや〜

  もう 何もかもほっぽり出して走って逃げたい…
  まだ そんな 子供みたいな事を思っていました


  私は 手術はこれで2回目
  今回も前回も 開腹手術

  だから前回経験してるがゆえに
  あの悪夢がまた 蘇ります
  初めての手術は 恐怖心より好奇心でいっぱい
  どちらかと言えば 
  経験してみたい事の1つだったのかも

  私は 大バカでした
  これは 苦痛以外の何物でもなかったです。
  こんなもの 経験するもんじゃなかった


  だから………  こんなに今は怖いんです
  


  子宮全摘手術は 最近は腹腔鏡手術が多いけど
  腹腔鏡手術でするには いくつかの条件が
  子宮の大きさが何センチ以下だとか
  腹腔鏡で切り取った子宮は膣から出すため
  出産経験があるか などなど…

  私は それに当てはまっておらず
  前回の手術も開腹だったので 今回も開腹手術に
  結構 バッサリ15センチぐらい切られます
  開腹手術は 縦切りと横切りが選べます
  私は2回とも 縦切りです。
  だって 前回縦 今回横にすると
  病院のマーク🏥になるよね…
  
  

  そして12時を過ぎ 手術の身支度を整えます。
  血栓防止の弾性ストッキングを履き
  術着に着替え 歯磨きをし
  少し家族と談笑をしていると
  コツコツコツ… 
  「うりさ〜ん 手術室から連絡来ましたょ」 と
  可愛い看護師さんが 笑顔でやって来ました
  
  その時の 恐怖にビビる私です

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  そして看護師さんが 
  「後、10分から15分したらまた迎えに来ます
  その間に おトイレなど済ませとって下さいね」と

  顔が引きつりながら トイレを済ませました



  そして天使のような看護師さんに
  恐怖の部屋へと案内されます

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  手術室は4階

  歩いて行きます

  病院でいろいろ違うけど 今回もやっぱり歩き
  前回の手術の時も 病院は違うけど歩き
  2番目のお姉ちゃんの時は 病院は違うけど
  ベット移動…
  私もどうせなら ベッドで運ばれたかった…


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  手術室  到着


  私は うり坊とお姉ちゃんに
  「行ってきま〜〜〜〜〜〜す」と言って
  恐怖の扉の向こうへと 歩いて行きました