頑張ってる大学生達と直接会う機会が何度かあります。そんな大学生達を紹介したくて書いた昨日と今日のタイムズです。

 5月25日に開催された「有機農業フォーラムinKagoshima」で、NPO法人鹿児島県有機農業協会でのインターンシップに参加していた鹿児島大学の2人の学生が、30年後のビジョンと政策・予算の発表を目的にした「未来自治体全国大会2024鹿児島NPO大会(NPO法人ドットジェイピーが主催)」で優勝したものを再現してくれました。

 「30年後の鹿児島市について」と題し、学校給食に有機農産物を導入し、生産拡大をはかるという政策を実現させたいという発表でした。発表者に将来の進路を聞くと「家庭科の教員になって有機農産物を使った調理実習を行うとともに環境に優しい農業を紹介したいです。」と答えてくれました。

次に紹介するのは、3名の鹿児島大学生です。県議会議員の事務所にインターンシップ参加している3名は、議員活動や議会について知見を深めようとしています。そんな3人が企画したイベントが次のものです。

私にも助言等の手伝いの依頼があり、先日打ち合わせのために3名と会いました。互いの自己紹介から始まり、食の思い出や日常の食生活等について聞き取りさせてもらいました。

奄美出身の法文学部の学生は家族・親戚で集まって食べた三献(さんごん)、兵庫出身の歯学部の学生は大学受験が終わり、鹿児島中央駅でお母さんと一緒に食べた豚カツ、鹿児島市出身の理学部の学生は祖母がつくってくれた和洋折衷の料理がそれぞれ思い出の味になっているそうです。

 この2組の学生達はそれぞれの目標を設定して意識的に活動しています。今後の活動に期待したいと思います。

*有機農業協会でのインターンシップの学生についてはえびじゅん食育タイムズ58号(R6年5月28日)で紹介しました。