また、アプリをリリースして学んだ事 | 海老原和成のブログ

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昨日、海外向けのアプリをリリースしました。

多くの方に支えてもらって、無事にリリース日を迎える事が出来ました。
特にチームのみんな、本当にありがとうございました。

4ヶ月前、別のアプリをリリースした際に、
備忘録として書いたブログ『新卒採用の面接で「アプリを出したい」と言っていたのは、4ヶ月前。』が今でも参考になったので、もう一度ちゃんと学んだ事を書いておこうと思います。
(twitterで30回以上RTされました。正直ちょっと嬉しかった…w)

4ヶ月前に出したアプリは、今もなお、どんどん良いアプリになっています。
もう僕は運用には携わっていませんが、多くの先輩方に支えてもらってより一層良くなってきています。

前回と同様、今回出したアプリの運用にずっと自分が携わっていく訳ではないと思います。

ですが、自分が運用している間も、自分が離れていってからも、
世界中から愛されるアプリになってくれるよう、世界一を取れるレベルのアプリになる為にも、
今回リリースしたアプリをメンバーと一緒によくしていこうと思います。


・仕事の流れを意識する
「デザインが出来上がってないので…」
「カードがまだ届いていません…」
全てが完璧に揃った状態でテストする、というのが理想ですが、そのケースで出来る事は滅多にありません。
スケジュール表に「誰が何時までに何をすれば、誰が何時までに何が出来るのか」を落とし込まなければいけない。チーム全体の仕事の流れをもっと意識しなければいけない。


・「判断」の結果を意識する
前回のリリース時と大きく違ったのは、企画チーム内にメンバーがいるという事でした。
そのメンバーや他のチームから相談されることもあり、どうしますか?と聞かれることも多いです。
その時に、自分がした判断が正しかったのかどうか、をきちんと答え合わせする癖をつけなければいけない、と思いました。
「〇〇のやり方でやりましょう。」と決めたものの、やっぱりこっちのやり方の方のほうが良かったかな?なんて後悔することも多かったです。そういった反省を積み重ねて、判断の確度を上げていきたいと思います。


・信頼して、任せてみる
リリース2週間前に、女性の先輩がチームに加わってくれました。
営業系のお仕事をされていたとのことで、アプリの運用は未経験とのことでしたが、
いまは企画内でデータの管理を行ってくれています。
僕がつきっきりで1から10までやり方を教えたという訳では決してありません。
先輩が主体的に分かる人に聞き回ってくれて、どんどん知識を溜め込まれていきました。
そういった先輩の姿勢は見習うべきものがあるし、逆に殆ど任せっきりな自分は、その先輩がミスったら全部自分の責任という覚悟で任せなきゃいけないと思います。
メンバーが失敗したら全部自分が責任を持つ、そのくらいの気概で物事を進めていきます。


・良い意味で「周りからの目」を意識する
■プロマネのF原先輩と、どういう関係だったらチームの皆は安心して仕事してくれるか
■自分がネガティブな発言やおどおどした態度をとったらチームの皆がどう思うか
■忙しそうにしていたら、相談してもらいにくくなるんじゃないか

「自分はこう思ってるけど、これ言ったら雰囲気悪くなるから言わない」
といったネガティブのものでは決してないです。
チームにとって,自分の役割や立場を意識していかなければ行けない。
その為にはメンバーからの視点を忘れてはいけない。


・会社にとって、を考える
自分たちのプロジェクトで、他のプロジェクトにはない「機能の改善」を行いました。
もうリリースしている他のプロジェクトのユーザーから
「こんな機能があったらもっと良いのに!」の声を反映させた良い改善だと思いました。
ただ、会社にとって何が最高なのか、の意識が足りなかった。

取締役のU田さんから
「お前達が行った改善やその姿勢は本当に良いと思う。だけど、会社にとって何をすれば最高の結果になるのか、の意識が少し足りなかった。エンジニアにいきなり自分たちのプロジェクトに作ってもらうんじゃなく、いま走っているプロジェクトのソースに先に乗せれば、一日でも早くその機能のお陰で売上がたつし、ユーザーに喜んでもらえる。いまのプロジェクトにはリリースまでに実装して貰う、が会社の中で最高の結果だった」

と言われました。いま思い返しても、本当にそうだったな、と思います。
自分に取って<チームに取って<会社にとって、もっと視野広く取り組んでいきたい。


・任されている環境に感謝する
今回感じたのは、任す、ということはとても勇気のいる事だと思いました。
逆にいうと、いま任せてもらえている、ということを本当に感謝しなければいけない。
もっともっと大きいことがやりたいし、最高のチームをつくっていきたい。
その中で自分に任せてくれている今の環境には、本当に感謝しないといけないと感じました。


・没頭する
前のブログにも書きました。これが一番大切だと思います。
死ぬ気でやろう。こんなチャンスを貰ってる事に感謝しよう。
助けてくれている人達に感謝しよう。
間違ってても良いから、自信を持って行動しよう。
数字に拘ろう。結果に拘ろう。嫌われてでも前に進もう。



今は口だけ。やっとスタート。これからが本番。