NHK日曜美術を見て以来、
どうしても見に行きたい画家の絵がありました。
「小泉淳作 」の絵。
イチバン近場で
鎌倉の建長寺に天井画があるということを
ネットですぐさま調べて、
相方に鎌倉に近いうち行きたい、行きたいと
お願いしていました。
品川で待ち合わせし、
モンハンをしながら(笑)電車に揺られること一時間。
鎌倉に到着。
※食べたものたちは、番外編をご覧下さい~
昼ごはんを食べて、北鎌倉にJRで戻り、
てくてく歩いて建長寺へ。
鎌倉という土地柄、
きらびやかというより重々しい、荘厳な感じ。
この門をくぐる時、一人でどきどきしてました。
nikoriは水が好き。
この日は天気も良くて、キラキラしてました。
この奥に、見たかった天井画が。。。。
この布の色も非常に高揚させる。
ついにキタ------------------!!!
法堂天井 雲龍図
「1814年(文化11年)に再建された建長寺の法堂には、
これまで天井画がなかったが、
建長寺創建750年記念事業として、
平成14(2002)年、法堂天井に約80畳の小泉淳作
筆の雲龍図が掲げられた。」
臨済宗黄檗宗HPより抜粋
何年か前に、妹と京都の旅行に行ったとき、
天龍寺 の 法堂天井 雲龍図 にも非常に感銘を受けた が
それより、素朴で人間に近いようなそんな雰囲気だった。
天井画に描かれる龍の「どこからでも見られている」という感覚が
たまらなく好きだが、
建長寺の雲龍図は小泉淳作のでしゃばらす、素朴で、
ひたむきな絵に対する気持ちが伝わってきてドキドキした。
いいなぁ、人にどきどきさせられるような絵が
かける人になりたいなぁ。
今、東大寺で展示がやっているようだが
コレも是非見たいけど。。。東京に来ないのか、残念。
東大寺に収められる絵に対して
行っていた小泉淳作さんの一言がとてもいい。
彼は、作品にサインをいれません。
なぜかというと
「名も無き画家が
このような絵を描いたという事実があったことが残ればいい」と。
・・・・・・す、凄いなぁ。
現代の画家やデザイナーも見習って欲しい謙虚さ。ww
見たいものを見た後は、
ドキドキを相方さんに悟られないように
お庭を見たりして沈めました。
京都のお庭と違って、質素で飾り気のないつくり。
でも落ち着きます。
建物の中では結婚式をやっていました。
大学生の時はなかなか見たいものに対して貪欲に
なれなかったけどこうやって、見たいものを追いかける
のは必要だなと思いました。
やっぱり日本画っていいな。