Multicentre, double-blind, randomized study of mitiglinide compared with nateglinide in type 2 diabetes mellitus patients in China
J Int Med Res. May-Jun 2009;37(3):812-21.
PMID: 19589264
P:中国の2型糖尿病患者
I:ミチグリニド10mg/食事を12週間後(135人)、症状に応じて20mg/食事まで増量(106人)
C:ナテグリニド120mg/食事を投与(134人)
O:12週間後と20週間後のHbA1cの変化量
結果:12週間後のHbA1c変化量はI群で-0.53%、C群で-0.58%と両群で差がなかった(両群の差:0.05%、95%CI:-0.19~0.30)
20週間後のHbA1c変化量はI群で-0.77%、C群で-0.71%とこちらも両群で差がなかった(両群の差:0.06%、95%CI:-0.31~0.19)
12週間後から20週間後にかけて更にHbA1cは低下しているが、ミチグリニドを増量してもナテグリニドと差がなかったことを考えると、ミチグリニドを10mgから20mgに増量しても大きな効果は期待できないのかもしれない
ナテグリニド120mgとミチグリニド10mgがほぼ同等と考えてよいのかもしれない