昨夜は日本中が台風１５号の影響で、
大きな被害が出ましたね。
皆様のところは無事でしたでしょうか。
昨日全ての電車が止まった恵比寿駅で、
呆然とした猫に小判です。
さて、今日は皆様にぜひともご覧いただきたい
写真があります。
夏の本公演の番外編として、ＵＰします。
５日間の公演が終わると、組んでいたセット、
照明、音響などを片付けて、元通りにして
エコー劇場にお返しすることになります。
この一連の作業を「バラシ」と呼びます。
エビダンでは、生徒の皆さんには
演技に集中していただくために、
バラシはお願いしていないのですが・・・・
楽屋から手伝いに集まってくれた
エビダンの有志メンバーたちを
とらえた貴重な映像です。
画面を斜めに横切っているのは
照明をつるしていたバトンです。
はしごを使うような作業はプロにお任せですが
ものの移動、たたんだり、ケースに入れたり
トラックに積み込むなど
皆真剣に、手伝ってくれました。
舞台監督さんから、何人かお手伝いいただけると
という申し出があったのですが、
結局３１人のエビダン生徒が集まりました。
あまり多かったので、半分はステージから降りてください
と監督さんが笑うシーンも・・・
猫に小判は、この少し前、音響さんとの
打ち合わせで楽屋の近くにいたのですが
その時、小耳にはさんだ生徒の会話です。
「おまえ、ステージのバラシ手伝いに行くか？」
「決まってんだろ、みんなで創り上げた舞台だ。
最後までみんなでやろうぜ！！」
「イェーイ！！」
後は奇声の連続でした。
これがステージの醍醐味です。
最後まできちんと後片付けをして、
きれいになった舞台に感謝を込めて
一礼する。
演技を志すものの礼儀、心構え、謙虚さ、
そしてチームワーク。
それらがステージ以外で見られた
瞬間でした。
どうぞこれからのエビダンを
見守り、育てて下さいますよう、
お願いいたします。
さて、私、猫に小判はこのブログを持って
退職させていただく事になりました。
皆様から応援していただいたことを
感謝いたします。
ありがとうございました。