黒木佐和子ちゃん

 

自宅 自室にて

 

ノートパソコン

 

★★★

 

2024年2月27日(火)

PM21:53

 

こんばんは

黒木です

 

滝沢秀明くんのドラマ

僕だけのマドンナというドラマを

再生して観ています

 

***

 

ええと

今年はうるう年らしい

うるう年…4年に一度。

 

2月29日がある

珍しく買ったヤマザキの

てりやきバーガーの消費期限が

2月29日。

 

うるう年って

なんだったっけ??

木下くんは

なんか言っていたよね

 

ホイップクリームパンの

消費期限も2月29日。

 

うるう年って

私の結婚が関係していたっけなあ。

つうか

その結婚って

全部丸つぶれで

計画しても

丸つぶれ。

自分ではそう思っているけどね。

 

おふとんさんは

カバー布団をしているから

私からは見えないよ。

 

***

 

今日の日記

午前2時から午前3時ほど起床。

 

起床の薬を

服薬する。

 

朝ごはん おにぎり

     自作の

 

朝食の薬と

朝食漢方薬を

飲み忘れ

朝の10時ほどに

服薬をする。

 

精神科に通院するようになってから

カレンダーを見ることを拒否するようになる。

 

精神科に通院を開始した年齢

私が14歳か15歳ほどのことであった。

中学2年生か

中学3年生

不眠と緊張が激しい

 

もっと言うと

小学2年生ほどのときに

風邪を引くのが

治らない

そのときは微熱続きで

体温は微熱が続くだけで

高温というか

熱の状態ではあった。

 

そのときはそのときで

風邪と涙という症状だけと

思っていた

 

二日酔いのにおいが

汚く思える

吐いたにおい。

誤解と嘘のにおい。

 

早朝の午前1時

人間として

産まれてから

午前1時に

うめくようなトイレ。

毎日ほど。

 

午前1時にトイレ

動けない

おむつは使用なし。

 

日記じゃないか

今日の日記ではなく

症状の記憶。

 

 

午前1時には

ネオンが消える

どこかの街にあるネオン街があって

きっとその

電気街か何かには

冷暖房がある。

 

午前1時の静けさは

約10分間ほど。

20分以上は続かない。

私が5歳ときぐらいの記憶。

 

午前0時には

午前1時の気配がする。

この時刻に

時計を見てはいけないような

気はしていた

 

午前0時には

午後23時の嫌なにおい

すべての幸せと

すべての未来が

消え去るようなにおい。

 

午後22時には

ニュースの電波と

時報電話が

鳴っているようなにおい。

 

ラーメンのにおいよりも

オレンジジュースのにおいよりも

人を弔った

お線香のにおいが消えないような

そんな気持ちのこもっていたにおい。

 

明るいろうそくのにおい

誕生日のにおいではない

マッチの火は昭和じゃない。

マッチの燃えたにおいと

悲しい涙のにおい

それは

午後21時から始まるにおい

午後22時には

消さなくてはいけないにおい

 

酒の席は

午後13時から。

においは海鮮。

海鮮ならば絶対に間違いないにおい

海鮮のにおいが強いときは

港から運ばれた船から

涙と血と

吐血と時計のにおいがする。

 

その酒の席は

決まって月曜日か

火曜日か

土曜日か日曜日あたり

 

ゲームアーケードと

カラオケのにおい。

 

たばこのにおいが

運ばれてくると

マッチのにおいは

すぐさまに

消さなくてはいけない声がする

 

花火のにおいは

初夏のにおい

 

生きていてよかったと

線香花火を見ながら

写真を眺めているようなにおい

 

線香花火のにおいが

午前9時ほどならば

私は大丈夫。

 

線香花火のにおいが

午後3時ならば

酒のにおいが濃くなる

マッチとろうそくと

線香と涙のにおい

 

お経本のにおいには

負けない

線香のにおいは

焚火に消されてしまった

 

私はそのにおいで

死ねるような気がした

死んでも

お腹は痛いままかもしれない。

 

カレーを初めて食べたときを

思い出す

ただの塩気というよりは

海水よりも

しょっぱくって

塩がひとさじで

5キロ入っているような味。

 

炊き立てのご飯っていうよりは

ただのほこりみたい。

 

でも、

お母さんが作ってくれた

大切なカレーライス。

お湯をひとくち含んで

カレーライスを

食べて

風邪薬を飲んで

就寝した

 

トイレと

激痛と

訴えたくても

涙出ない私が

 

誰に助けを

言えばいいか

腹痛といっても

医者はきっと

私で困るだろう

 

トイレの中に

私の部分がある

その色って

ただの水

 

濁りもしない

誰とも交わりもしない。

 

話ができないんじゃなくて

話が伝えきれない

いつもいつも頭痛があって

目が痛くて

でもきっと

その痛みは私だったら

いいなあ佐和ちゃんはと

皆が言ってくれる

 

風邪の布団に入ると

あたたかいぬくもり。

 

教科書を思い出さなくてはいけない

でも

酒がよぎらなくて済んだ

酒がよぎらないのに

梅酒が飲みたくなる

梅酒の味は

無免許運転に

恐怖を覚えた。

 

梅酒でも

私の両親は

酒の味を

わかってしまうぐらいなら

予防として飲んでいい

でも

絶対に両親の前で

飲むことと約束してから

 

梅酒にこだわりを

持ったら

誕生日のケーキも

コーラもプレゼントも

どんな気持ちなのかを

きっと忘れてしまうだろう

 

新婚旅行のにおい

どこか浴衣のにおい

幸せが吹き飛ぶにおい

 

汗が

風邪に変わる瞬間には

服を着替えておけば大丈夫

ディズニーランドを

忘れなければ大丈夫

 

そうだったけれど。

 

私が腕時計を

知ってしまったら

もう

お金のにおいは

消えてしまう。

 

私が

水のにおい

お茶のにおいを

わかってしまったら

皆の酔いがさめる

 

教科書のにおいよりも

ノートを思い出せるにおいを。

 

えんぴつのにおいに

慣れていこう

クレヨンを捨ててでも

捨てられないけど

 

えんぴつのにおいに

慣れたら

今度は消しゴムを

楽しいと思えるように

 

ボールペンの色味に

慣れていかないように

絵具の色を

間違えて覚えないように

 

風邪を隠しているわけじゃないし

給食を好きな気持ちが

悪いわけじゃないし

 

…38歳なんだけど

割り切れるというか

もう

時効ってどっか思っているんだろうなって

 

でも

時効なんてないよ

後悔しなくてよかったって

今になって思っているよ

 

私が加害者に

ならなかったことを

絶対に後悔するわけない

 

昔のマッチのにおい

涙を封印した線香のにおい

ありがたい未練のにおい

そのにおいを知っている私

記憶している私は

絶対に知っている本当の私

 

皆は嘘ついて逃げるだろうけど

その記憶しているにおいだけは

私をきっと

裏切らないにおい