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土曜の採血した結果で異常があったので
昨日
紹介状を持って大きな病院に行った
朝出て、夕方帰るくらい
各検査や診察で待たされっぱなしで
結局、新しい病名がついて薬をもらった
その病気は直接、
昨日も8度あった熱とは関係なくて
またフリダシに戻った気がした
去年……
父が亡くなる少し前
父「……なんも残してやれんかったな…」
えび「そんなん!なんか残して死んで行く人なんて一握りやん!なんもないんが普通やろ!」と
父に言ったのを思い出した
うちの父は能天気で
頭は悪かったけど
一生懸命に働く人で
お母さんの事が好きでたまらなかった。
残念ながら
合わなくて離婚したけど
たぶん、ずっとお母さんだけが好きだったと信じてる
今、思えば
あたしは父にそっくりだ
自分の頭の悪いのを認めたくなくて
わざとフザケて笑って
自分で自分の心を傷つけてる
プライドに教養がついて行ってない
それを敢えて
受け入れてるかのよーに
自分をネタに自虐的な笑いをとる
なんて卑屈な性格なんだろう
でも、傷つくのが怖い
無意識の回避術だと気付いた
お父さんの能天気さには
まだまだかなわないけど
お父さんみたいに
「アホすぎて憎めない人」にはまだなれないけど
それをしてみて
今になって初めてお父さんが分かった気がする
お父さんは何も残してないって言ったけど
あたしが二十歳の時、
彼氏が事故で亡くなった時
死ぬ気だったあたしの命を残してくれた
あの時
お父さんが水戸黄門の歌うたって
泣いてたのに笑ってしまって
「……おにぎりだけでも食え」って言ってくれなかったら、あたしはいなかった
弱いくせに意地っ張りで
プライド高くても中身がついてってない
短気でワガママなあたしに
生きて行く技を残してくれたよ?
いっぱいあるね
お父さんが生きてる時に
話してあげたかったな…
こんな汚れた老眼鏡に話しても嬉しくないよ
あたしはまた
今回の体調不良で何もできなくなって逃げたくなった
仕事も家事もチビの世話もできない自分に存在価値を見つけられなくなったよ
でもお父さんに話せなくて後悔した事みたいに
この先、5歳のチビが
あたしに話したかった事がたくさん出てくるかもしれない
旦那もしょーもない
「うんこ行ってくる」とか
あたしに言いたかった事がたくさんあるかもしれない
お母さんなんかお喋りやから
芸能記者かよ!ってツッコミたくなるよーな芸能情報とか
地元、福岡の近所の〇〇チャンが結婚しただの離婚しただのあたしに話したい事いっぱいあるかもしれない…
そう考えたらね、お父さん。
あたしはまだ逃げる訳にはいかないなって思ったよ
お父さんが教えてくれた、
残してくれたものだよ。
だから
まだまだ先に
空にお父さんに報告しに行くまで、
たまには夢に出てきてね。
また、夢で
水戸黄門の歌うたってね…
今日は寝てないから
明日でもいーからね……