第2回。今回はタイミング法、人工授精までの約1年間を書きます。



タイミング法

3周期やって終わった

排卵誘発剤を使って卵胞を育て、エコーで卵胞の大きさを見つつ、医師に性交のタイミングを教えてもらうって方法です。ほぼほぼ自然妊娠で、成功率はなんと1回5〜10%前後。6回以降の累積成功率はほぼ頭打ちになるので6回やってだめならステップアップ、と言われてましたがせっかちなので3回できり上げました。

通院頻度は月に1-2回くらい。薬はフェマーラ(レトロゾール)というものを飲んでいました。お薬代と、私のクリニックは毎回採血をするので採血代含め月5000円〜1万とかだったかな。

ほんとに薬飲む以外自然妊娠で特筆することもないのでサクッと終わります。

人工授精(AIH)

なんか凄そうな名前ですがこれも実はほぼ自然妊娠に近いです。精液を濃縮して膣内に送り込むだけなので、精子の量が少ない、濃度が低いというようなカップルには効果あるみたいです。成功率はタイミング法とほぼ変わらず。

一般的に35 歳までは6回、それ以上は3回ほどで区切りをつけましょうということですが、私は5回やりました。いま思えばもっと早くステップアップしてもよかったのですが、体外受精って一気にかかる費用も増えるし、なんとなく怖い、と思っていてできることならAIHで授かりたいと思って粘りました。

通院頻度はタイミング法と同じか少し増えて月2-3回。薬は変わらずフェマーラを内服するのと、人工授精後に感染予防の抗生物質を飲んでました。1回排卵に時間かかったときは排卵誘発の注射も打ちましたね。費用はおおよそ1周期1万〜2万程度でした。

追加検査入ります

ここで追加になったのが感染症検査と卵管通水検査です。感染症検査は自分のためというよりは院内感染予防のためにHIVとか肝炎ないよね?っていうのを確認します。自分のために行うのは卵管通水検査です。

卵管通水検査

これは卵管の詰まりを診る検査です。両方詰まってるなら人工授精の意味ないのでさっさと体外受精に行こう、という判断材料になるのと、一般的にこの検査後は卵管が通りやすくなるので妊娠率が上がるらしい。私は両方とも卵管は普通に通ってました。

私かの有名な卵管造影検査やったことないんですよね。不妊治療で1番痛いと言われがちな検査です。目的は通水検査と一緒で詰まりを見る検査ですが、入れるものと分かることが違います。

通水検査は生理食塩水を入れて水が詰まらず流れるか確認、造影検査は造影剤を入れてX線で卵管の形を見ます。なので、通水検査はどこかが詰まってることしかわかりませんが、造影検査はどこが詰まってるかがわかります。

ちなみに造影剤のほうが水よりも粘度があるので、卵管が詰まってる場合圧がかかって痛いみたいです…

始めてみたものの、毎周期AIHをできたわけではない


ちなみに人工授精は毎回できたわけではなかったです。予定してたけどうまくスケジュール組めず、タイミング法にしたことがあります。理由は2つ。

①仕事との両立が難しすぎる

フェマーラ内服して10〜12日目くらいに内診、血液検査するところまではタイミング法と変わらないのですが、タイミング法は卵胞の大きさを見つつ「この辺で排卵しそうだから◯日付近でタイミングとってね」と指示されます。そこで仕事を休む必要はないし、前後1-2日くらいのズレもまあ許容されます。

一方人工授精の日程はピンポイントで「この日に精液持って病院来て」と指示されるわけです。それも2-3日前に。仕事の都合で休めなかったり、自分が休めても夫が都合が合わないケースもあったりしました。

②排卵周期が安定しない(個人差あり)

とにかく排卵日が読めないからスケジュールが立てられない!誘発剤を飲んでも薬効きすぎて排卵が10日で来てしまってチャンスを逃したこともあったし、逆に20日経っても排卵せず、上に書いた通り外せない仕事と被ったのでAIH諦めてタイミングだけ取ったり…といった感じで本当にうまく計画が立てられませんでした。正直これが一番ストレスでした。

ただ、これは体質によるところが大きいと思います。もともと生理周期安定してる人はAIHでも成功できると可能性あると思います。私はもともと生理周期が2ヶ月くらい生理飛ぶこともあったし、クロミッドが効かないとか薬も選びました。

タイミング法と並用しつつ7周期経過

ってことで最終的にタイミング法は5回やることになりました。ちなみにここまで1度も妊娠検査薬が反応したことはありません(苦笑)

最初の10周期のスケジュールと実際かかった金額


これが一番参考になるかなーと思います。
※同じ治療内容でもその時処方された薬の数とかでちょいちょい変動あります。
※夫の再診料とかこまごま金額は書いてないですが合計金額には含めています。

4月 
精液検査(自費)31,030円
タイミング法 4,290円

5月 
精液検査追加(自費)13,530円
タイミング法 11,290円

6月
男性不妊治療料金 4,400円
タイミング法 6,120円

7月
男性不妊治療料金 9,020円
タイミング法 7,070円
(人工授精できなかった)

8月
人工授精 10,040円

9月
人工授精 11,700円

10月
人工授精 16,880円
(確かここで通水検査したのでやや高い)

11月
タイミング法 4,460円 
(人工授精できなかった2)

12月
人工授精 13,490円

2026年1月
人工授精 17,850円

合計 16,3660円 /10周期

うち6万は自費でやった精液検査関係なのでそこがなければ10万くらい。やっぱり平均して1周期1万円前後かなと思います。この保険適用金額に対して都の助成金が乗るのでもう少し手出しは減るはずです。ふだんは税金たけぇ〜!って思ってるけど今回ばかりは感謝です。

じゃ、次から1周期で↑の10周期分の金がとんで行く体外受精のお話をします。