時折、小雨降る夕暮れの書店にて、最近ハマっている作家の作品を、かなり真剣に物色していた無防備な私。
お盆休みの最終日から、読書強化期間に突入した。
物凄く目が疲労するけど、面白い。
仕事終わりで、直帰するつもりだったもんで、化粧も直していなかった。大好きランキングの首位に返り咲きした王子も県外に出張だから神様仏様の悪戯でもない限り出会うこともないし。って言うか、仕事上がりに偶然の素敵な出会いなんか在るのなら死ぬ前に一度遭遇したいものだ。
文庫本を数冊手に取りながら店内をうろちょろしていた私に、小柄な男子が声をかけてきた。
顧客ではない。
見覚えもない。
本屋でキャッチセールスかよ
…結婚相手を探しているらしい。
メルアドの書かれたメモを渡された。
連絡待ってます!
って………。
あまりに突然で反対処理をする間もなく小柄な男子は立ち去って行ってしまった。
珍しい事もあるもんだ。