時速300キロの視界 | 飲食店店長必見!ホールサービス完全マニュアル!サービスマインド溢れる職場を創る方法教えます!

時速300キロの視界

こんにちは!!
ようこそお越し頂きました!!
【感動いろは】の海老原です!!

実は前職の職場に、とんでもない奴がいて、
その彼はなんと、時速300キロで、
第○京浜をかっ飛ばして通勤すると言う、まさに命知らずな男でした。

乗っていたバイクは、当時の本人いわく、
「世界一速いバイク」【隼(はやぶさ)】というモンスター・マシンでした。

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SUZUKI-隼-

彼は、色んな伝説を持っているのですが、一番は、
通勤途中にスピード違反を白バイに発見されて追跡されるも、
白バイが追い付く事ができず、ようやく一般道で追い付いたものの、
証拠を残す事が出来ずに、検挙されなかったとか。

その際に警官が、
「証拠が無いから検挙しないけど、いつか死ぬよ。」と言われたのが頭に残っていて、
「300キロの世界も体験したし、もういいか。」とそのバイクを売りました。
何かある前で、本当に良かったです。

さて、今日の本題は、【時速300キロの視界】です。(やっと本題。笑)
その体験した彼いわく、視界は本当に小さく、これ位ですよ。って、
指で大きさを作って見せてくれた円は、500円玉ぐらいでした。
やはりスピードが出ていると、とんでもないぐらい視界は狭いんですね。

でも実は時速5キロでも、
その500円玉の視界になる事がある
のです。

例えばレストランに置き換えて見ると。
多忙時であれ、閑散時であれ、人は見ようと意識していないものは、
一切見ない。いや、見えないのです。
ホールサービスを行っている従業員が、やらなくちゃいけない事は山ほどあるのに・・・
でも、意識が無いから気付けない

ましてや多忙時ともなると、皆がやる事が沢山あり過ぎて、
これ以上何か頼まれたく無いという、
無意識に働く気持ちが、お客様の何か頼みたいオーラすらもシャットアウトしてしまう。

お客様は多忙をご理解頂ける方もいる程、「状況」には納得して頂けますが、
とは言うものの、当たり前に決して快くは思っていません。
お怒りになられないのは、そのお客様が優しいだけです。

これを解決する為に、僕は多忙時程、
ゼッタイゆっくり歩け!!と言います。
お客様が「もっと急げよ!!」って思う位、ゆっくり歩けと。

慣れていない人が急いで歩く事は、気持ちの余裕を完全に奪います。
要は、「急ぐ」が、いつしか「慌てる」に変わって行くのです。
そして、時速5キロにも関わらず、周りが全く見えない、
【時速300キロの視界】に陥って行くのです。
そしてお客様はストレスを感じている・・・

先ずはゆっくり歩く。そしてそのレベルに応じて、見る内容は変わる。
お客様の顔を見て帰ってくるのが最優先。
そして、各自のレベルに合わせて、見るべき内容を具体的に、徐々にレベルアップして行く。

最初から300キロで走れる訳が無いのですから、
先ずは己を知って、5キロの等身大から始めるべきですよね。
但しは、時速300キロの世界の緊張感で行えるといいですね。
300キロって、小石一つで吹っ飛んで死んでしまう領域らしいですから。


皆さんは如何でしょう?お志事に照らし合わせてみて下さい。
プレイヤーとして、500円玉の視界に陥ってる事はありませんか?

Point!
多忙時にゆっくり歩くことで、周りを見れる様に教育する。
スピードは経験にてやがて身体が覚えていくが、
心と気付きのレベルは、意識しないと一生備え付けられない。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
またのご来訪をお待ちしています。

海老原史隆@感謝です!