芸術家様は自らの感情を前面に押し出し・・・
生ある間にその名声を手に入れなくとも後悔はせず・・・
と言うお話を良く聞かされます・・・
有名な画家ほど死んだ後にその功績が認められる方が
沢山居ます。
料理人は芸術家を目指してはいけない・・・
それが古くからの教えです・・・だってサービスマンの一員ですから・・・
お客様が第一です!!
僕も・・・それが正しいと想い・・・
その教えを守っています・・・
・・・が・・・
時に・・・は・・・
芸術家を目指したくなります。
今回のお料理は・・・映像的な表現と・・・味覚的な表現を融合させた・・・
なーんて・・・芸術家のようなコメントをしたいと思い考えた料理です。
野菜のお出汁をとり・・・塩だけで味付けをし・・・
半分は冷まし・・・半分は更に濃い塩味を施し・・・沸かします。
その野菜のスープで・・・牡蠣に火を入れ・・・直ぐに冷たい野菜のスープに
漬け込みます・・・
足りない分の塩味は「三個」のイクラで補います(三個に拘らせて下さい笑)・・・
余計に火をいれず・・・ふっくらのまま・・・完全に火の入った・・・
野菜の味を纏った「牡蠣」を創ります。
シンプルに・・・そして・・・独創的に・・・を目指します。
見た目と違う複雑な味を表現する事を目指します。
アートのように見えるお料理をたまに創る板前さんでした・・・
