ふと、思い出した。


小学生卒業の時、担任の先生が、タイムカプセルを埋めよう、と言った。


ある日曜日、担任と私も含め数人で、クラスみんなの作品や思い出の品物を埋めに行った。


先生の車に乗って、ある山の中。


どこへ行ったか覚えてない…


二十歳になったら、開けよう、となってたんだが…


二十歳になった年、先生に手紙を出したが返事なし。


携帯ない時代やし、先生の住所しか知らないので、他に連絡とれる方法がない。


そのままほったらかしやけどどうなったんかしら…。


何を埋めたって?


図工で作った作品。


金の板に、確か釘みたいなんを金づちでコンコンと打ち付けて、絵を描いた。


点描みたいなん。


鳥の絵を描いた。



という、大した思い出になるようなもんでもない、しょうもないもんを埋めたとさ。