指固着 | ~東南アジアに住むラッパ吹きのマッピ製作と日常のブログ~

指固着

バロックラッパをやりはじめて思ったのは「結構指が動かない・・・」ということ。

ナチュラルラッパは孔がないので運指も何もない訳ですが、バロックラッパは音程補正孔があるので音によっては孔をあける。

僕のバロックラッパは3つ孔で親指で塞ぐ第1孔が上のファのナチュラルとラのナチュラル、人差し指で抑えている第2孔がファの♯という具合。そして小指で塞いでいるのが真ん中のドから上のド、ミ、ソ、シ♭、ド(上)、というオクターブキーのような役割をする。

ざっくりいってしまえば第1孔と第2孔(僕がそう呼んでいるだけです)は音程補正に必要。
が、第3はロータリーのビタミンたっぷりハイCキーのように多少音を当てやすくするためのものですので厳密にいえば無くても出ない音がなくて困る事はありません。

んで、ですね、わかっているならそれで使えばいいじゃないと思われると思うんですけれど...

意外と思ったように指が動いてくれない(涙)。

モダンの楽器は必要な音に対してヴァルブを「押さえる」わけですがバロックラッパは「開ける」わけでして。

ドヴェルネさんのエチュードにも沢山の譜面がありまして楽しく練習しています。

おそらくですが...補正孔を使う事は考慮せずに執筆されていたのでは?

いずれにしても、ま~だ~ま~だ~修行は続きそうです。