新製品紹介/ピストンパーツ

本日より山野楽器ウィンドクルーにてYAMAHAゼノ用、バック用のピストンパーツセット/ガンメタルバージョンが販売されます。
今まで製造販売していたピストンパーツの完成度の高さ、そしてパーツの重要性は多くのユーザーに理解して頂けたと思います。
ガンメタルでの軸の作成を試みて非常に好結果だったのでピストンパーツ第3弾として発売する事に致しました。
様々なテストは致しましたが熱処理された「H.T.」のモデルのみの販売とさせて頂きます。
今まで同様に「楽器のツボがハッキリする」「曖昧さが無くなる」「緻密な音になる」という特性は残しながら更に色彩豊かな音色になりました。
今までのJUN'Sピストン軸をご使用の方も想像される以上の変化がありますので是非試されてください。
尚、この度需要が多い5Cから11/2Cのユーザーに気持ちよく使って頂ける「JRB 3-1」というモデルとピッコロトランペット用に「JRB P1」というスタンダードモデルを考案、作成致しました。後者は一般的に多く使われている7EWのスペックに近いものです。
今までの数多くカスタム製作を手掛けて来た経験を生かして多くの方に馴染みやすいフィーリング、テイストを大事にしたリッチなサウンド作りと自然な息の流れで吹ける吹奏感、音離れの良さを心がけました。
手作業ですので一つ一つに違いがありますが違いが「良し悪し」でなく「個性」や奏者の好みで選択が分かれるフィーリングになるように努力致しました。
JRB3-1の「5Cから11/2Cのユーザー」にという一見大雑把なスペック表記にした理由があります。
一般的に5C、11/2Cといっても生産された年代などで口径がマウスピースとしては大きく異なり、ある5Cは本来の11/2Cよりも大きかったりします。同口径でも形状によっても大小の感じ方が変わります。そのようなバラツキからも各奏者によって各モデルのイメージが異なり、先入観から固定観念に縛られた評価を避ける為にも敢えて「5C」や「11/2C」という表記を避けました。実際に手に取られて感触を確かめられる事をお薦め致します。
ピッコロ用の「JRB P1」は有りがちなハイトーンのブラ下がり傾向を独自にデザインしたバックボアで改善、ピッコロ苦手症候群の人にも息を多くとられずコントロールしやすいスロートサイズに致しました。
独自のバックボアを採用していますのでロータリーのピッコロトランペットとの相性も抜群です。
とはいえ個人差、楽器との相性問題が大きいピッコロトランペットですのでサウンドや吹き心地等は実際にお店で試奏されて確かめられるのが良いと思います。コルネットシャンク、トランペットシャンクの2タイプがあります。
仕上げは両モデル共に金メッキ3ミクロン、下地銀メッキ3ミクロンを施しております。
*両モデル共にJUN'S専用レゾナンスディスク(熱処理済み、メッキ無し)に対応しております。
御要望がある方は直接JUN'S(ebejunik@mac.com)に連絡を取られるか山野楽器ウィンドクルー(03-3366-1106)へオーダーをされてください。