命の椅子取りゲーム
ペットも体は小さいけど
人間と同じように尊い命を持って生まれてきてるのに
理不尽な人間の都合によって
増やされたり、捨てられたりしている
現実。
毎年、莫大な数のペット達の命が
灰になる保健所で働いている方が書いている本です。
著者同様、動物大好きな私としては、
保健所へペットを捨てにくる人達の
理不尽過ぎるその理由に目眩がした。
例えば、
言うことを聞かないから。
可愛くないから。
飽きた。
など。
さらには、そんな理由で飼っているわんこを捨てに来たのにも関わらず
保健所にいるワンコを見つけて
いい犬だな、つれて帰りたい
などと言う人もいるらしい。
それには流石に著者も譴責したとの事ですが。
ペットは人間のアクセサリーなんかじゃないし、
人間と同じように感情のある大切な家族のはずなのに。
一度は愛情を受けた
一番信頼している飼い主によって
捨てられるワンコの気持ちをおもうと
いたたまれなくて切ないです。
止むを得ず捨てなきゃいけなかった人もいるかもしれないけど
保健所に捨てると言うことは
貰い手がいなかったら
その子の命は終わっちゃうんだよ。
ペットの一生を共に過ごそうと思うと車約一台分の費用がかかると言われています。
買う前にしっかり計画を立てる事と
捨てる前に他の方法を考える事が出来れば、まるでゴミのように
処分される命が少しでも減るんじゃないかな
私ももし次
わんこを飼うときは、
保健所で死を待つわんこを
一匹でも救えたら
と思います。
