訳あって、鉄砲の新しいのを手に入れました。
ミロクのMSS20 です。
訳あってというほど大げさなものではありません。
こんな鉄砲を使ってみたかったので手に入れたというだけですが。
猟隊の隊長にはけちょんけちょんに言われましたが。
でも、鉄砲のことを何にも分からないときに、色々と指南してくれた札幌の銃砲店の人に、「自分が使いたいと思う鉄砲でいいんだよ。鉄砲なんて好きなものを使って楽しめばいいんだよ」って背中を押してもらったので、思い切って手に入れました。
正直言って、今の自分には痛い出費でしたが、自分の歳や住環境などからして、あと何年鉄砲を撃てるだろうかと考えての決断でした。
それと、自分の理想とする猟のスタイルに近いと思ったのです。
12番と比べると非力な20番、スコープは付けない。
MSS20 は、据え銃したときに実にしっくりきたのです。
照星、照門、それが据え銃したときにしっくりきたのです。
誰に何を言われようと、しっくりくる銃を使いたいのです。
北海道に帰って使えるのか？とかありましたが、そんなことはどうでもいいんです。
今使ってみたい銃を、今使うことが大事なんです。
スコープが苦手なのは、今に始まった事ではないありません。
どうにもスコープを覗くことに抵抗があって。
「それじゃあ獲れるものも獲れない」と言う御貴兄がいるとしたら、「だったら獲れなくてもいいんですよ」と応えましょう。
分かってはいましたが、20番の弾は12番より小さいですね。