自分は霊感などまるでないのですが、そっち方面はとてつもなく臆病んです。
ですから、うっかりヤバイ所に行ったり、ヤバイことをしてしまわないようにと注意してます。
注意してても怖いことも体験しました。
霊感がないので、怖い思いをしただけで、実際は枯れ尾花だとは分かってるんです。想像力のなせる技だとも分かってるんですが、想像に足枷をかけるほど器用でもないんで、結局はおっかながってしまうんです。
でも出来るだけ怖い思いは避けたい。
その一貫で、今回の本も読んでみました。
山ではやってはいけないこともあるようですね。
この本は、「弍」となってるので、当然「壱」もあったわけで、当然そちらも読んでます。
日本においては山は信仰の対象になってるので、あちこちに善悪の神々も存在し、天狗だって存在します。
アイヌの人たちは、ヒグマは神様が我々の世界に肉をまとって現れたもの、キムンカムイと呼んでいたとか。だからイヨマンテもやる。そして他の森の様々な動物に◯◯カムイと名付けたとか。
ただエゾシカにはカムイの名称ではなく、獲物の名称が与えられていたとか。
だから山に対する畏怖感が、様々な恐怖を生み出すのかもしれません。
今のところ、山で怖い思いをしたことはありません。
先輩猟師に怖い思いをしたことがないかと聞いたら、振り向いたら目の前に鼻息を荒くした雄鹿がいたことが怖かったと話してくれました。
そういう怖さを聞いたわけではなかったのですが、それはそれでかなり怖いですね。
自分は怖い体験をしたり、話を聞いたら、自分の中に収めて置かず、恐怖の分散のために周りの人に話すようにしてます。
その時の自分は、活き活きとしていると言われ、恐怖話が大好きだと思われてます。
違うんです。誤解です。
怖いの大嫌い。その手のテレビも絶対に見ないようにしてるんです。
一方でこんな話も、実は信じているんです。
