しまった、熱源が | キッチン菜園

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小さな畑とプランターで作る野菜と果樹。
分からないことだらけでも、好きなようにやっちゃう。

手抜きなしの前日から塩漬けした鹿肉を使って
燻製作りにチャレンジしました。
昨夜、塩コショウしておいた鹿肉ブロックを、水を流しながら塩抜きします。
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せっかく塩に漬けたのに
何故ゆえに塩抜きをしなければならないのか、という疑問は、この際、氷漬けにしてしまいます。

およそ1時間。
今度はキッチンペーパーでキレイに水分を拭き取ります。
水分がない方がいいなら、何故、水に浸けてしまうのかという疑問も、この際、…。

何か香りがあった方がいいんじゃないかと、前回の反省を生かして、かなり多目にクレイジーソルトをふりかけてみました。
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今回使うチップは、サクラとウイスキーオークのミックス。
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今にも芳醇な香りが鼻孔の奥深くまで漂ってきそうではないか。
決して、サクラが足りなくなったので、たまたま持っていたウイスキーオークを継ぎ足したわけではありません。

そしていつものオイル缶スモーカーに入れて、いつものガスストーブで燻煙スタート。
完璧ではないか❗️

ところが。
ハイパワー何とか、とか書かれてあったガスストーブの火力が、まるでロウソクを灯すかのよう。
腹の底から力強く湧き出てくるようなゴーという燃焼音が聞こえてこない。
???
ガス缶に触ってみると何とも、超満員の電車の中でピッタリと隣り合って吊革につかまって立っている女性が自分を見ている視線のように冷たいではないか。
そうか、寒冷地仕様ではなかったのだ。
ガス缶を両手で優しく包むと、
わずかに火力は上がるものの、手放した瞬間に火力は落ちてしまう。

そこで、我が信頼のホエーブス725に交代。
自家加圧式のガソリンストーブなので、どんなに寒くても火力の衰えはない!
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熱源を交代させ、再び燻煙を開始すると、調子よく煙も吹き出して来ました。
よし!この調子で1時間も燻煙すれば、至福の燻製が出来上がると確信して、一時、その場を離れました。

再び戻ってみると。
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よく見なければ分かりませんが、ノズルの付け根から火が出てます。
これは加圧しすぎサイン。
下の燃料タンクを触ってみると触れないほどの熱を持っています。
ちょっと危険かも。

ガスもガソリンもストーブは不調。
今回は失敗です。
中途半端に燻煙した鹿肉は冷蔵庫に保管し、再チャレンジです。