これに則って、一番簡単な鹿肉ステーキもどきを作ってみました。
鹿肉は脂肪が少ないから、バターで焼くといいんだとか。
100g当たり30～40gの無塩バターを使うそうな。
でも安い有塩バターを買いました。
フライパンが冷たいうちにバターを入れます。
弱火で溶けるのを待ち、溶けたら鹿肉を入れます。
鹿肉は200gです。
さらに、弱火のまま、スプーンでバターを上からかけながらじっくりと焼くんだそうです。
時々ひっくり返すんです。
だったらスプーンで上からかけなくてもいいのでは、という素直な疑問は封印します。
ひっくり返しました。
弱火なので、ジュージュー言いませんが、何とか焼けてるみたいです。
本によると、中まで完全に火を通す必要はなく、70度程で何分だか加熱するとそれでいいんだそうです。
でもちょっと怖いので、完全に火を通しました。
ちょっと匂いを嗅ぐと、獣臭がします。
ガーリックをふりかけました。
火が通ったようです。
バターギトギト。
ちょっと油抜きをします。これは本に書いてはなかったですが。
やっぱりちょっと匂いが気になります。
バジルをふりかけました。
しまった！バジルと間違えて青海苔をかけてしまった。
よくありがちなミスですが、気にせずその上からバジルをふりかけ直します。
やってることは完璧なはず。
完成です。
で、お味の方は。
ん～。
やっぱりイマイチ。
多分この肉は、焼くより煮込むなり燻製にするなりした方がいいのかも。
ジビエは、肉の素性を見極めて、適した料理にしないと美味しくないんだそうです。