前営業日サマリー
20日のドル円は158.50円で始まりました。東京では158.60円まで上昇後、米長期金利の低下と日経平均の軟調を受け158.06円へ反落。日銀が10月会合で金利を据え置く公算との報道への反応は限られ、日経平均は841.28円安の64,075.42円で終了しました。ロンドンでは158.03円を付けた後、原油高と日米金利差が下値を支え、158円台前半でもみ合い。英雇用統計を受けポンド円は210.79円から211.25円へ反発し、終値は211.64円でした。
NYでは米9月住宅着工が122.1万件、住宅販売保留指数が前月比7.3%減と弱く、中東和平観測で原油と米金利が低下するとドル円は157.83円まで下落。その後、報道が否定され158.27円付近へ戻し、158.17円で引けました。ユーロドルは1.1261ドルまで上昇し1.1237ドルで終了。米10年債利回りは5.11%、S&P500は0.28%高、ナスダックは小幅安。WTI11月限は101.79ドル、金12月限は4.142.60ドルでした。
英国CPIと日本貿易統計、金利差の再評価へ
本日は8時50分に日本9月貿易統計、15時に英国9月CPI、22時にベイリー英中銀総裁の講演、23時30分に米週間原油在庫、翌2時に米20年債入札が予定されています。日本の貿易赤字は2,100億円へ縮小する予想で、輸出の強さが確認されれば円の支援材料となり得ます。英CPIは前年比3.4%、コア2.8%への加速予想。上振れなら英国債利回りとポンド円を押し上げ、クロス円全体を支える可能性があります。下振れなら英利下げ観測を通じ、ポンド円主導で円高圧力が強まりやすくなります。
本日の注目ポイント
ドル円の下値は前日安値157.83円と直近支持帯157.70円、上値は前日高値158.60円と159.00円が目安です。158.60円を上回れば159円台を試す余地が生じる一方、157.70円割れでは調整が深まりやすくなります。日本の貿易統計、英CPI、米20年債入札に加え、米イラン協議を巡る続報で原油と金利が同時に振れ、為替が急反転するリスクに注意が必要です。

